ニュージーランドのワーホリで仕事が見つからない理由と対処法【実体験】

「NZは仕事が見つかりやすい」って本当?

渡航前、私も同じことを疑問に思っていました。結論から言うと、「準備と時期次第」というのが正直なところです。語学学校に通いながら求人を探した私は、卒業3日後にバックパッカーのレセプション職に採用が決まりました。一方で、仕事が見つからないまま資金を削り続けた人がいるのも事実です。

本記事では、2017年当時の経験やリサーチをもとに、仕事が見つかりやすい職種と時期の目安について解説します。語学学校や仕事探しの実践方法、仕事探しが長引いたときの判断基準も解説します。NZで仕事探しをこれから始める人や、採用が決まらずに焦っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は私個人の2017年当時の体験をもとに書いています。最新の求人事情や雇用条件は、現地や各公式機関の情報でご確認ください。


目次

NZワーホリは仕事が見つかりやすいのか

NZワーホリの仕事事情について、下記の2点を解説します。

  • 準備で結果が変わる理由
  • 都市部と地方で異なる求人事情

準備で結果が変わる理由

NZで「仕事が見つかりやすい」と聞かれると、「準備次第」としか答えられません。語学力や英文履歴書の有無、情報収集によって結果が変わります。私が語学学校に通ってから仕事を探した結果、卒業3日後に採用が決まりました。一方で、仕事が見つからないまま資金が尽きてしまった人もいます。

採用に差が生まれる理由は、主に2つです。1つ目は英文履歴書の質です。日本人が独学で作った履歴書と、ネイティブに添削してもらった履歴書では、採用担当者に与える印象が異なります。2つ目は面接での英語対応力です。「自己紹介してください」という質問でも、事前に準備しているかどうかで印象は変わります。

英文履歴書や面接対応が揃っていない状態で渡航すると、採用までに時間がかかるので注意しましょう。渡航前に何を準備すべきかについては、下記の記事で詳しくまとめています。

ワーホリ資金不足を防ぐ準備ガイド【リゾバで100万円貯める方法も解説】

※上記は私個人の体験とリサーチをもとにした見解です。渡航前の準備内容や英語力によって、結果は異なります。

都市部と地方で異なる求人事情

NZワーホリで仕事が見つかりやすいとされる職種は、ジャパレスとファームの2つです。どちらも英語力がゼロに近い状態でも応募できる点で、初めてのワーホリには選ばれやすい職種です。ただし、両職種とも時期とエリアの影響を強く受けます。ファームは繁忙期であれば求人が豊富ですが、シーズンオフはほぼゼロになります。

私がヘイスティングスで働いたブルーベリー農場も、繁忙期の11〜2月に限っては求人に困りませんでした。しかし同じエリアでも3月以降は急激に仕事が減ります。ジャパレスはオークランドやウェリントンなどの都市部に集中しており、地方では求人数が限られます。

都市部のジャパレスは競争率も高く、接客経験がある人や英語が話せる人が優先されるケースが多いです。「NZは仕事が見つかりやすい」というイメージは、2026年現在では慎重に受け取る必要があります。以前と比べて仕事が見つかりにくくなったという声もあります。

「条件が合えば見つかる」という前提で、繁忙期やエリアを調べてから渡航しましょう。


NZワーホリで仕事を見つける4つの対処法

NZワーホリで仕事を見つける対処法について、下記の4点を解説します。

  • 語学学校で履歴書作成と面接対策
  • 求人サイトと掲示板の活用
  • 地方都市への注目
  • 現地の日本人コミュニティの活用

語学学校で履歴書作成と面接対策

語学学校は英語を学ぶ場所であると同時に、仕事探しの準備をする場所でもあります。私が通った語学学校では、英文履歴書の添削や面接対策の講座が開催されていました。大切なのは、「語学学校が終わってから仕事を探す」のではなく、「在学中から並行して動く」ことです。

私も実際に、語学学校の4週目から仕事探しを始めました。在学中に応募や面接を進めておけば、卒業直後に採用が決まる可能性が高まります。実際、私は卒業3日後に採用が出ました。語学学校なしで渡航した場合、英文履歴書や面接でつまずくケースが多いです。

語学学校でのサポートを活用することが、仕事探しを有利に進める第一歩です。語学学校の選び方や実際の授業内容については、下記の記事で詳しく解説しています。

語学学校は必要?ニュージーランドで通った私の結論

求人サイトと掲示板の活用

NZでの仕事探しに使えるサイトと掲示板を、下記に詳しくまとめました。

カテゴリ媒体名特徴
日本語系日豪プレス日本語で検索可能・ジャパレス求人が多い
日本語系NZワーホリ向けFacebookグループ日本人コミュニティ・リアルタイム情報に強い
英語系SeekNZ最大の求人サイト
英語系Indeed幅広い職種を網羅
英語系Trade Me Jobs地元企業の求人が多い
掲示板系バックパッカーの掲示板ファームやWork Exchange情報に強い

日本語求人サイトは使いやすい反面、競争率が高くなる傾向があります。英語の求人サイトも並行して使うことで、選択肢を広げることも可能です。仕事が決まった後のお金の管理については、下記の記事にまとめています。現地での収支管理や節約術も合わせて読んでおくと安心です。

ワーホリ中のお金管理完全マニュアル【所持金10ドルになった失敗から学ぶ】

地方都市への注目

オークランドはNZで求人数が多い都市ですが、同じ理由でワーホリ参加者も集中します。ジャパレスの求人はオークランドに多い一方、採用されるまでに時間がかかります。ヘイスティングスやネルソンなどの地方都市は競争率が低く、ファームの求人も見つけやすいです。

都市部で仕事が見つからずに行き詰まったら、エリア変えを検討するのをおすすめします。発想の切り替えが、状況を打開するきっかけになります。

現地の日本人コミュニティの活用

求人サイトや掲示板と同じくらい効果的なのが、現地の日本人コミュニティからの情報です。ファームで仕事できたのは、現地で知り合った日本人が誘ってくれたのがきっかけでした。すでに働いている人からの情報を活用する方が、採用率も高くなります。バックパッカーには同じ境遇の日本人が集まりやすいです。

「どのファームが稼げるか」「どのジャパレスが雰囲気いいか」という情報が自然と集まります。語学学校や滞在先で日本人コミュニティに顔を出し、仕事探しを効率的に行いましょう。


私がNZで仕事を見つけた実際の流れ【2017年当時】

私がNZで仕事を見つけた実際の流れとして、下記の3点を解説します。

  • 語学学校4週目から応募した経緯
  • 卒業3日後に就業開始できた理由
  • ファームで働き始めたきっかけ

語学学校4週目から応募した経緯

語学学校に通い始めた当初は、「6週間勉強して、卒業してから仕事を探そう」と考えていました。しかし、4週目に入ったある日から、考えを改めました。理由は単純で、卒業直後から無収入の期間が長くなるほど、資金が削られていくからです。語学学校の費用だけで約22万円かかっており、卒業後の滞在費も積み上がっていきます。

卒業してから探すよりも、在学中から並行して動く方が合理的です。4週目からは、語学学校での勉強と並行して、気になる案件に応募する生活が始まりました。面接が入れば、放課後や休み時間を使って準備しました。語学学校への入学が決まったら、4〜5週目で仕事を探しはじめて、渡航前から求人サイトを調べておくとスムーズに動けます。

卒業3日後に就業開始できた理由

バックパッカーのレセプション職を見つけたのは、掲示板に掲載されていた求人からでした。語学学校のサポーターに添削してもらった英文履歴書を、事前に送っています。数日後に面接の連絡が届き、語学学校の放課後に面接へ行きました。面接の場で自己紹介をし、志望動機を問われました。

語学学校で練習した表現を使いながら答えたのを覚えています。完璧な英語ではありませんでしたが、語学学校での練習のおかげで、沈黙が続くような状況は避けられました。採用の連絡が来たのは語学学校の卒業3日後です。仕事の内容と条件は下記のとおりです。

  • 業務内容:チェックイン対応や鍵の受け渡し
  • 勤務日数:週3〜4日
  • 勤務時間:1日5時間程度
  • 形式:宿泊費が無料になるWork Exchange

上記の条件で、2か月間オークランドに滞在しました。求人探しはGumtreeや日豪プレス、バックパッカーの掲示板コーナーから始めると案件を見つけやすいです。英文履歴書の準備が整ったら、在学中から並行して応募してみてください。バックパッカーの選び方や宿泊費の抑え方については、下記の記事で詳しくまとめています。

現地の宿泊先を格安で見つける3つの方法【実践ガイド】

ファームで働き始めたきっかけ

ヘイスティングスへの移動は、自分で計画したものではありませんでした。バックパッカーで知り合った日本人から誘われたのがきっかけです。正直、ヘイスティングスという地名すら知りませんでした。繁忙期のファーム求人が豊富にある場所であると聞き、一緒に行くことにしたのを覚えています。

ファームに着いてみると、実際に求人があり、すぐに仕事を始められました。人との繋がりは、仕事の入り口になり得ます。求人サイトを調べても得られなかった情報が、日本人コミュニティには自然と集まります。バックパッカーに入ったら、共有スペースで日本人に話しかけてみてください。

人との交流が、求人サイトでは出会えない情報への入り口です。ヘイスティングスで実際にどれだけ貯金できたかは、下記の記事で詳しく公開しています。

ヘイスティングスで週314ドル貯金できた成功体験談【ニュージーランド・ファーム労働】


NZで仕事が見つかりやすい職種と時期の目安

NZで仕事が見つかりやすい職種と時期の目安について、下記の3点を解説します。

  • ファーム(繁忙期の目安と注意点)
  • ジャパレス
  • バックパッカーのWork Exchange

ファーム(繁忙期の目安と注意点)

NZのファームは、作物の収穫シーズンに合わせて求人が集中するのが特徴です。私が働いたヘイスティングスのブルーベリー農場は、11月〜2月が繁忙期でした。繁忙期の時期と主なエリアの目安は下記のとおりです。

作物繁忙期の目安主なエリア
ブルーベリー11〜2月ヘイスティングス
リンゴ2〜4月ヘイスティングス・ネルソン
キウイ3〜5月テ・プケ周辺
ブドウ3〜5月マールボロ

シーズンオフに同じエリアに行っても、求人はほぼありません。渡航時期とファームのシーズンを事前に合わせることが、ファームで稼ぐための条件です。NZとオーストラリアでファームの収入がどれだけ変わるかは、下記の記事で詳しく比較しています。

メルボルンとヘイスティングス:どっちのワーホリがおすすめ?【徹底比較】

英語力が低くても入りやすいジャパレス

ジャパレスはファームと違い、季節による求人の波がほとんどありません。オークランドやウェリントンなどの都市部では年間を通じて求人があると言われています。英語が苦手でも、日本語でのコミュニケーションが中心になるケースも多いです。私もヘイスティングスで寿司レストランのキッチンスタッフとして働いた経験があります。

ジャパレスでしたが、職場ではほとんど英語でコミュニケーションをとっていました。英語力を伸ばしたい人には、ジャパレスよりも現地のカフェや飲食店への応募をおすすめします。ただし、英語力が低い段階では、ジャパレスを検討しましょう。ジャパレスの探し方や応募方法については、下記の記事にまとめています。

【実録】ニュージーランドのジャパレスで働いた体験談|時給・探し方ガイド

※オークランドなど都市部では競争率や求人状況が異なります。最新の求人状況は日豪プレスなどで確認してください。

バックパッカーのWork Exchange

仕事探しと住居確保を同時に進めたい人には、Work Exchangeという選択肢があります。レセプション業務やハウスキーピングなど、週数日の労働と引き換えに宿泊費が無料になる形態です。私はオークランドで2か月間、チェックイン業務を担当することで宿泊費を無料にしました。

通常料金が週150ドルだったことを考えると、2か月で1,000ドル以上の節約になった計算です。掲示板やGumtreeで「Work Exchange」で検索すると、案件を見つけやすいです。バックパッカーに確認するのもおすすめします。


仕事探しが長引いたときの判断目安【実体験ベース】

仕事探しが長引いたときの判断目安として、下記の2点を解説します。

  • 資金と残りビザ期間から見えてくる目安
  • 渡航前の留学エージェントへの相談

資金と残りビザ期間から見えてくる目安

仕事が見つからない期間が続くと、「資金が尽きる」という焦りが生じるので注意が必要です。私がメルボルンで所持金10ドルまで追い詰められたのは、判断の遅れも原因のひとつでした。NZなどで仕事を探す際は、下記の目安を参考にしてみてください。

状況行動理由
残り資金が3週間分の生活費を切った職種・エリアを問わず手当たり次第に応募する資金が尽きてからでは選択肢がなくなるため。余裕があるうちに行動範囲を広げることが重要
仕事探しを始めて2週間以上結果が出ていないエリアを変える・職種を広げる同じ方法で同じエリアに留まり続けても状況は変わりにくいため。早めに戦略を切り替える判断が必要
ビザの残り期間が3か月を切っているファームの繁忙期を狙って場所を移す残り期間が短くなるほど雇用側にとってもリスクになるため。短期間で稼ぎやすいファームに絞るのが現実的

都市部で仕事が見つからない場合、地方のファームや別都市のジャパレスに目を向けてみましょう。私は、「もう少し待てば状況が変わる」と思って動き出しが遅れて、所持金10ドルにまで追い込まれています。「状況が変わらないなら早めに動く」という判断を、追い込まれる前に行いましょう。

渡航前の留学エージェントへの相談

私が2017年にNZワーホリへ行った際、留学ドットコムに相談して語学学校を決めました。エージェントに相談して良かった点は、現地生活の目安をあらかじめ把握できたことです。一方で、仕事探しやファームについては、エージェントに相談し切れていなかった部分がありました。

後から振り返ると、「渡航前にエージェントへ相談していれば防げた失敗」は複数あります。

  • 最低時給保証がないことを知らなかった
  • ファームの繁忙期を把握せずに渡航した
  • おすすめの求人サイトを調べていなかった

留学エージェントは語学学校の手配だけでなく、現地での生活や仕事探しの戦略についても相談できます。複数のエージェントを比較すれば、渡航後のリスク軽減が可能です。エージェント選びについては、下記の記事で詳しく比較しています。

留学エージェント5社比較【ワーホリで後悔しない選び方】


まとめ

NZワーホリで仕事が見つかるかどうかは、渡航前の準備と現地での動き方で変わります。私の場合、語学学校での履歴書・面接対策と日本人との出会いが、仕事探しの核心でした。レセプション職もファームも、「準備」と「人とのつながり」が入り口でした。

仕事探しが長引いたときは、早めにエリアや職種を切り替えることを意識しましょう。「もう少し待てば決まる」という期待で遅れると、資金が削られて選択肢が狭まります。渡航前に留学エージェントへ相談し、仕事探しも含めて準備し、ワーホリを安心して始めましょう。

※本記事は2017年当時の私個人の体験をもとにしています。最低賃金やビザ条件、現地の求人事情は年々変わっています。渡航前に最新の公式情報をご確認ください。

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