「ワーホリの準備、エージェントに頼むべき?自分でやって大丈夫?」「無料」と書かれているほど、裏がありそうで迷いますよね。私は2017年、29歳で公務員を辞めてニュージーランドへ渡りました。留学ドットコムに語学学校とホームステイを手配してもらい、総額は約71万円でした。
翌2018年のオーストラリアでは、ビザも航空券も保険も住まいも仕事探しも、すべて自分で進めたのです。本記事では、両方を経験した私の結論をお話します。自分でできたことと、任せて楽だったことを比べます。契約前に確認したい3つのことと、使うなら候補になる5社の公式情報もまとめました。
エージェントは、要る人にも要らない人にもなります。判断の材料として、最後まで読んでください。
※2017〜2018年当時の私個人の体験です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
私が公務員を辞めてワーホリに挑戦した経緯は、下記の記事にまとめています。
結論:エージェントは「必要な人」と「いらない人」に分かれる

エージェントは「必要な人」と「いらない人」に分かれる点について、下記の2点を解説します。
- 私の結論は「手配は任せて楽、現地の情報は自分で取りに行く」
- 30秒でわかる判断表
私の結論は「手配は任せて楽、現地の情報は自分で取りに行く」
私の結論は、手配は任せると楽で、現地の情報は自分で取りに行く、です。ニュージーランドでは、語学学校とホームステイの手配を任せました。英語でのやり取りが要らず、指示どおりに書類を出すだけで済んだのは助かりました。一方のオーストラリアでは、ビザを自分で申請し、1時間かからずに終わりました。
英語が得意でない私でも、手続きの多くは自力で進められると感じています。ただ、ニュージーランドで教えてもらえたのは、スーパーや安全なエリアなど生活の情報が中心でした。ファームの仕事の実態は、私が相談の場で聞いていませんでした。情報不足が、オーストラリアでの失敗につながったのです。
自力で進めるうえで大変だったのは、手続きより、どの情報を信じるかの判断でした。ヘイスティングスの寿司レストランも、メルボルンの魚の卸会社も、仕事はエージェントを通さず自分で見つけました。エージェントを使うかどうかより、何を誰から聞くかのほうが結果を左右した、というのが2回の経験から得た実感です。
では、あなたはどちらに近いのでしょうか。次の表で、30秒で目安を確認してみてください。
30秒でわかる判断表
次の表は、私の2回の経験をもとにした目安です。左の列が多いほど自分で進めやすく、右の列が多いほどエージェントが向きやすいと考えてください。表のとおりに決まるわけではなく、あくまで目安です。
| 確認したいこと | 自分で進めやすい人 | エージェントが向きやすい人 |
|---|---|---|
| 英語でのやり取り | 翻訳ツールを使いながら進められる | 英語での手続きに強い不安がある |
| 語学学校 | 通わない、または自分で申し込める | 学校選びから手配まで任せたい |
| 準備に使える時間 | 数か月かけて情報を集められる | 退職から渡航までの期間が短い |
| 知りたい情報 | 体験談や公式サイトを自分で調べられる | 現地の生活や仕事を直接相談したい |
ただし、英語に不安があっても、翻訳ツールを使って進められる人はいます。逆に、英語に自信があっても、学校やホームステイ先を選ぶ時間がなければ、任せたほうが楽かもしれません。すべてを任せるか自分でやるかの二択ではなく、一部だけ相談する方法もあります。会社によって対応が違うので、相談の場で聞いてみてください。
私が確認した範囲では、無料の相談を案内する会社が多いので、迷うときは相談だけ受けて判断できます。
NZで使った私と、AUで使わなかった私

NZで使った私と、AUで使わなかった私について、下記の5点を解説します。
- NZ:3社に相談して留学ドットコムを選び、語学学校とホームステイを任せた
- NZ:後悔したのは「サポート期間」と「総額」
- AU:ビザは1時間かからず自分で申請できた
- AU:エージェントなしで困ったのは「現地の仕事の情報」だった
- NZとAUを並べて比べる
NZ:3社に相談して留学ドットコムを選び、語学学校とホームステイを任せた
2017年、29歳で公務員を辞めた私は、「30歳までにワーホリに行きたい」という夢を叶えようとしていましたが、不安でいっぱいでした。英語力はTOEIC630点で、海外旅行の経験もほとんどなく、1人で準備するのは無理だと感じたため、3社に無料相談を申し込み、留学ドットコムを選びました。
決め手は、4週間以上の留学なら手数料が無料だったことです。当時は、他社で3〜10万円かかるケースもありました。口コミが良かったことも、後押しになりました。手配を任せたのは、オークランドの語学学校とホームステイ、空港送迎、海外旅行保険です。語学学校はConcordia Institute of Businessで、一般英語コースを6週間受講しました。
ホームステイは、オークランド郊外の家庭で朝夕2食付きでした。語学学校の費用は割高に感じましたが、事前に貯金していたので、お金では困らなかったのです。2017年7月にオークランドへ降り立つと、ホームステイ先のファミリーは親切で、英語の勉強には良い環境でした。手配はスムーズで、6週間のあいだ手配のトラブルはありませんでした。
詳しい感想は、下記の記事にまとめています。
NZ:後悔したのは「サポート期間」と「総額」

後悔したのは、サポート期間と総額の2つです。語学学校が終わって数日後、履歴書を印刷するためにオフィスへ立ち寄りました。コピー機を借りたいと頼むと、次のように言われました。
留学エージェントサポート期間は終了しているので、明日以降はご来店をお控えください。
語学学校の在学中は親切に対応してもらえていただけに、態度の変化にはショックを受けたのを覚えています。私が使った留学ドットコムのサポート期間は、語学学校の在学中まででした。契約書に書いてあったのかもしれませんが、私は読み込んでいませんでした。振り返ると、私にも悪かった部分があります。
契約時に「終了後はどこまで対応してもらえるか」も確認していませんでした。もう1つの後悔は総額です。手数料は無料でも、下の表のとおり総額は約71万円になりました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 航空券 | 約10万円 |
| 海外旅行保険(1年間) | 約20万円 |
| 語学学校(6週間) | 約22万円 |
| ホームステイ(6週間) | 約19万円 |
| 合計 | 約71万円 |
※2017年当時の私個人の費用です。現在の料金や為替レートとは異なる可能性があります。語学学校とホームステイだけで約41万円かかったので、「手数料無料」を安さの保証とは受け取れませんでした。サポート期間も総額も、契約前に質問すれば確認できたことなので、私の落ち度です。
AU:ビザは1時間かからず自分で申請できた
2018年、次の舞台のオーストラリアでは、ビザをエージェントなしで申請しました。使ったのは、オーストラリア政府のオンライン申請システムImmiAccountです。英語の画面をGoogle翻訳で読み進めても、1時間かからずに完了しました。項目は個人情報と簡単な質問が中心で、翻訳ツールを片手に案内の順に入力すれば進められたのです。
申請したのは、渡航予定日の約3か月前で、約1週間でビザが下りました。ビザは取得から12か月以内に入国すればよいので、早めに申請して余裕を持てました。必要だったのは、パスポートと英文の残高証明書、クレジットカードです。パスポートの有効期限は、滞在期間に合わせて余裕を見ておくと安心です。私が申請した2018年当時は30歳でした。
年齢は申請日が基準なので、ギリギリの人は早めの申請をおすすめします。申請費用は、審査の結果にかかわらず返金されません。条件を満たしているかを確認してから、支払いに進んでください。エージェントに代行を頼むと、手数料が別にかかる場合があります。
条件や費用は変わるので、申請の前に、オーストラリア内務省の公式サイトで最新情報を確認してください。詳しい手順は、下記の記事にまとめています。
オーストラリアのワーホリビザ申請方法【エージェントの実体験ガイド】
AU:エージェントなしで困ったのは「現地の仕事の情報」だった


2018年10月、ニュージーランドのビザが切れると同時にオーストラリアへ移りました。航空券も保険も住まいも仕事探しも、エージェントを通さず自分で進めています。ニュージーランドでは最低時給が保証されたファームで働けたので、オーストラリアでも同じだろうと思い込んでいました。
ところが、日豪プレスの求人だけを頼りにした私は、ブリスベン近郊のイチゴ農場で歩合制の壁にぶつかりました。8時間働いて手取りは30ドル、時給にすると約4ドルです。ブリスベンですれ違った日本人女性に「劣悪な環境だから気をつけて」と警告されたのは、すでに働き始めたあとでした。
メルボルンへ移ってからは、シェアハウスの廊下で寝る日々を過ごしました。日豪プレスとIndeedで10件ほど応募し、魚の卸会社に決まったときには、所持金が10ドルまで減っていたのです。振り返ると、2017年のエージェント相談で、ファームの実態や求人サイトを聞かなかったことも一因です。相談していれば、把握できたかもしれません。
ただ、聞けば必ず教えてもらえるとは限らないので、仕事の目的を伝えて質問することが大切です。詳しい記録は、下記の記事にあります。
ブリスベン→メルボルン、仕事が見つからず所持金10ドルまで追い詰められた話【実体験】
NZとAUを並べて比べる
同じ私でも、手配の方法が違うと、楽だった点と困った点が変わりました。下の表は、2回の体験を項目ごとに並べたもので、あくまで私の場合の比較です。
| 項目 | NZ(2017年・エージェント利用) | AU(2018年・自力) |
|---|---|---|
| 住まい | ホームステイをエージェントが手配 | シェアハウス、のちにバックパッカーを自分で確保 |
| 保険・航空券 | エージェント経由で手配(保険は1年間で約20万円) | 自分で手配 |
| 仕事探し | 語学学校で英文履歴書を添削してもらい、自分で応募 | 日豪プレスとIndeedで自分で応募 |
| 現地の情報 | 現地オフィスで生活の情報を教えてもらえた | 日豪プレスの求人情報だけが頼りだった |
| 困ったこと | サポート期間の終了後に相談できなかった | 歩合制の実態を知らず、所持金が10ドルまで減った |
エージェントが担ったのは、学校と宿泊、保険や航空券の手配で、仕事探しは2回とも自分でした。手配の窓口は違っても、現地の仕事の情報は、最後は自分で取りに行ったのです。エージェントに任せると日本語で完結して楽になり、自力で進めると調べる範囲が広がる分、調べ漏れがあったときの影響も、自分に返ってきました。
エージェントなしでできたこと・任せて楽だったこと


エージェントなしでできたこと・任せて楽だったことについて、下記の3点を解説します。
- 自分でも進められた:ビザの申請と保険の手配
- 任せて楽だった:語学学校とホームステイの手配
- 「手数料無料」の仕組みと、総額の見方
自分でも進められた:ビザの申請と保険の手配
自分でできたと感じたのは、ビザの申請です。1時間かからず終わったので、手続きの難しさより、条件を正しく読むことのほうが大切でした。保険も、オーストラリアでは自分で手配しました。保険料は補償内容で変わります。自分で選ぶときの目安として、私は疾病治療費200万円以上を基準にしています。
ほかに、盗難や紛失の補償、救援者費用の補償の有無も見ておくと安心です。ワーホリ中に医療機関を受診する場合、日本の健康保険は適用されません。ニュージーランドでは、耳の診察と処置、薬で約70NZドルかかりました。加入していたので、帰国後に全額を請求できました。
クレジットカード付帯の保険は、出国から90日で補償が切れるものが多いので注意しましょう。ワーホリは最長1年の滞在なので、後半が無保険になる恐れがあります。日本語でサポートを受けられる保険会社かどうかも、選ぶときの確認点です。請求に必要な書類は会社で違うので、加入前に確認しておくと安心です。
2017年の私は、1年間で約20万円のプランでした。最新の内容は、各保険会社の公式サイトで無料見積もりを取り、複数社を比べてください。詳しい選び方は、下記の記事にまとめています。
ワーホリの保険は入らないと後悔する【オーストラリア・NZ実体験】
任せて楽だった:語学学校とホームステイの手配


任せて楽だったのは、語学学校とホームステイの手配です。私の場合の流れは、次のとおりでした。
- エージェントに問い合わせる
- 学校とホームステイ先を提案してもらう
- 見積もりを確認する
- 申込書を書いて前金を払う
- 学校とホームステイ先が確定する
やり取りは日本語で、英語の手続きは要らなかったのを覚えています。ホームステイ先は、家庭の様子や通学時間を事前に教えてもらえ、実際に着いても事前の情報とあまり違いませんでした。現地に着いたあとは、空港からホームステイ先まで車で送迎してもらえました。初めての海外で不安だった私には、空港からの送迎が心強かったです。
6週間のあいだ、手配のトラブルは1度も経験しませんでした。現地のオフィスでは、バスの乗り方や交通系ICカードの使い方も教えてもらえました。学校は提案された候補から選ぶ形なので、候補が1つだけのときは、ほかの選択肢もあるか聞いてみてください。前金を払うのは、見積もりを確認して申込書を書いたあとです。
払う前に総額とサポート期間を聞けたはずですが、私は聞きませんでした。任せる範囲が広いほど、総額とサポート期間の確認が大切です。語学学校に通うか自体を迷っている人は、先に下の記事も読んでみてください。
「手数料無料」の仕組みと、総額の見方
「手数料無料」と聞くと、裏がありそうで不安になる人も多いです。私が調べた範囲では、語学学校などから紹介料を受け取って運営する会社が多いです。ただし、仕組みは会社ごとに違います。留学ドットコムは4週間以上の留学なら手数料が無料で、当時は他社で3〜10万円かかるところもありました。
無料には期間などの条件がある場合があるので、確認してください。「実質0円」など言い方が違う会社もあるので、何が0円なのかを聞いておくと安心です。私は「手数料無料」と聞いて、安く済むと期待していました。利用者の手数料が無料でも、語学学校の授業料やホームステイ代は別にかかります。
私の場合は、手数料が無料でも総額が約71万円でした。見積もりの項目をそろえると、会社ごとの違いが見えてきます。比べるときは、次の項目を同じ条件でそろえて確認するとわかりやすいです。
- エージェント手数料
- 語学学校の授業料と入学金
- ホームステイ代
- 空港送迎費
- サポート費用
- ビザ申請代行費などの費用
手数料がかかる会社のほうが、総額が安くなる場合もあります。「無料かどうか」だけで決めないでください。準備全体の費用は、下記の記事でまとめています。
ワーホリにいくら必要?資金調達と貯め方【所持金10ドルの失敗談】
エージェントが向いている人・いらない人


エージェントが向いている人・いらない人について、下記の2点を解説します。
- 自分で進めやすい人と、任せたほうが楽な人
- 迷うなら「無料相談だけ」で確認する
自分で進めやすい人と、任せたほうが楽な人
自分で進めやすいのは、翻訳ツールで英語の画面を読み進められ、体験談や公式サイトを自分で調べられる人です。私がオーストラリアのビザを1時間弱で終えられたのは、画面の項目が少なく、翻訳ツールで足りたからです。ただし、現地の仕事や生活の情報は、自分で調べるほど差が出ます。
私は日豪プレスの求人だけを見て、歩合制の実態を知らないまま応募し、失敗しました。1つのサイトだけを信じず、公式サイトと複数の体験談を並べて確認してください。求人サイトも、並行して使うほうが選択肢が広がります。一方で、任せたほうが楽なのは、次のような人だと感じます。
- 英語での手続きに、強い不安がある
- 語学学校とホームステイの手配を任せたい
- 退職から渡航までの準備期間が短い
- 現地の生活や仕事について、直接相談したい
2017年の私は、英語への不安が強く、任せたおかげで英語の手続きなしで準備できました。ただ、相談の時点で聞かなかったことは、教えてもらえません。仕事の目的を伝えたうえで、最低時給の保証があるか、シーズンはいつか、おすすめの求人サイトはどこかを聞いてみてください。
任せる部分と自分で調べる部分を分けて考えると、迷いにくいです。
迷うなら「無料相談だけ」で確認する
どちらか決められないときは、無料相談だけ受ける方法があります。私が確認した範囲では、無料の相談や資料請求を案内する会社が多いです。ウインテック留学センターのように、オンライン相談に対応する会社もあります。相談の前に、行き先の候補、滞在期間、使える予算、やりたいことを整理しておくと、話がみえてきます。
仕事をしたいのか、語学を学びたいのかも、先に伝えておくと実態に合った話を聞けます。相談の場では、総額の見積もりとサポート期間、現地での相談先を聞いてみてください。日付と担当者の名前もメモしておくと、あとで比べやすくなります。始める時期の目安は、渡航予定日の3〜6か月前です。
1〜3月と7〜9月は、語学学校が満席になる場合もあるので、余裕を持って動いてください。ビザや航空券、保険は、エージェントを使わない場合も、同じように必要な手配です。私の場合は、契約前に聞かなかったことを後悔しました。決めるのを急がず、持ち帰って比べる時間をとるのも1つの方法です。
契約するかどうかは、相談の内容と見積もりを見てから決めれば十分です。資料請求だけで様子を見る方法もあります。1社目の候補には、無料カウンセリングを案内しているラストリゾートがあります。
使うなら契約前に確認する3つのこと


エージェントを使うなら契約前に確認したいことについて、下記の3点を解説します。
- サポート期間:いつからいつまでかを聞く
- 総額:見積もりに入れる項目をそろえる
- 2〜3社に相談して、同じ質問をぶつける
サポート期間:いつからいつまでかを聞く
サポート期間は、私がいちばん後悔した点です。留学ドットコムの場合、語学学校の在学中までで、終了後は対応してもらえませんでした。語学学校が終わるとサポートも終わるので、学校の期間を短くすれば、サポートも短くなります。在学中は心強かっただけに、履歴書の印刷のような小さなことでも頼れなくなったのは負担に感じました。
小さな相談でも頼れるかどうかは、契約前に確かめておくと安心です。私は担当者にも聞きませんでした。あとで困ることを避けるには、契約の前に聞くのが早道です。サポートの範囲も会社で違います。相談だけなのか、現地での手続きの同行までなのかも、確認してください。契約前に、次の点を聞いておくと安心です。
- サポート期間は、いつからいつまでか
- 期間が終わったあとも、相談できるか
- 期間中に対応してもらえる範囲は何か
- 緊急のときの連絡先はあるか
- 契約書のどこに書いてあるか
今回、5社の公式トップページを見ましたが、「いつまで」という期間を書いている会社は見当たりませんでした。ウインテック留学センターとタビケン留学は、留学前から帰国後までと範囲を示しています。サポート期間については、どの会社でも相談の場で聞いてください。
総額:見積もりに入れる項目をそろえる


総額は、会社ごとに見積もりの項目がそろっていないと、比べられません。私は「手数料無料」という言葉に安心して、総額の比較が甘くなりました。次の3点を意識すると、比べやすくなります。1つ目は、同じ渡航先と期間で見積もりを取ることです。2つ目は、語学学校の授業料やホームステイ代、空港送迎費まで含めてもらうことです。
たとえば私の2017年は、語学学校が約22万円、ホームステイが約19万円、保険が約20万円、航空券が約10万円でした。4つの費用を最初から並べていれば、総額のイメージが持てたはずです。見積もりに含まれない費用は、書き出してもらうと安心です。3つ目は、出発が近い申し込みで追加の手数料がかかるかを聞くことです。
実際に、skyticket留学は、出発の30日前以降の申し込みで緊急手配手数料がかかると公式サイトに書いています。円で示された金額か、現地通貨での支払いが別にあるのかも、確認しておくと安心です。為替で円の金額が変わる場合があるので、見積もりの日付も控えておくと比べやすいです。
見積もりは、書面やメールで残し、有効期限も聞いておくと、あとで見返せます。あとから請求される費用がないかも、聞いてみてください。
2〜3社に相談して、同じ質問をぶつける
2017年の私は、3社に無料相談を申し込みました。ただ、決め手は手数料と口コミで、サポート期間までは聞いていませんでした。3社に相談しても、比べる軸が足りなければ意味が薄れます。おすすめは、先に質問を決めておくことです。サポート期間、総額、現地での相談体制、契約後の変更やキャンセルの条件を、全社に同じように聞いてみてください。
同じ質問をすると、答えの違いが、比べる材料になります。質問のメモを作っておくと、聞き忘れも防げます。伝える条件も、行き先や出発時期、滞在期間、予算をそろえると比べやすくなります。多すぎると比べきれないので、2〜3社に絞るのがおすすめです。会社ごとの見積もりと答えを表にして並べると、金額とサポート期間を一目で比べられます。
複数の会社に相談や登録をしても、問題はありません。相談と見積もりの段階では複数社、契約は1社という流れになります。返事の早さや説明の分かりやすさ、担当者との相性も、比べる材料になります。絡が複数の会社から来るので、返信の予定も決めておくと落ち着いて進められます。
相談のあとは、返事をいったん保留して、1日置いてから決めてください。急いで決めなくても、落ち着いて比べる時間は取れます。
使うなら候補になる5社【公式サイトの記載で比較】


候補になる5社を公式サイトの記載で比べた内容について、下記の4点を解説します。
- 5社の比較表(2026年9月26日時点の公式トップページ)
- 拠点と相談のしやすさで選ぶなら:ラストリゾートとウインテック留学センター
- ワーホリ中心と英語の事前学習で選ぶなら:タビケン留学とスクールウィズ
- 見積もりから入るなら:skyticket留学と、5社を選ぶ4つの軸
5社の比較表(2026年9月26日時点の公式トップページ)
私が実際に使ったのは、留学ドットコムだけです。本記事で紹介する5社は、公式サイトのトップページの記載をもとにした調査です。記載がない項目は、相談の場で質問してください。
| 会社 | 運営・実績 | ワーホリ対応国 | 手数料の記載 | サポートの期間・範囲 |
|---|---|---|---|---|
| ラストリゾート | 国内43拠点・海外9拠点、過去の渡航者12万人以上 | オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド、ドイツ、フランス、韓国 | 無料と記載 | 記載なし |
| ウインテック留学センター | WINTECH Inc.、東京・神戸・札幌とオンライン | 留学・ワーホリ対応13か国(オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど) | 無料相談と記載(手数料の詳細は記載なし) | 「留学前の準備から現地滞在中、帰国後のキャリア相談まで」(期間は記載なし) |
| タビケン留学 | 株式会社Morrow World(2015年設立)、渡航者3万人以上 | オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、マルタ、アイルランド | 「なぜ無料なのですか?」のFAQあり(仕組みは確認できず) | 「渡航前から帰国後まで」(期間は記載なし) |
| skyticket留学 | 東証グロース上場の旅行代理店と記載 | 記載なし | 無料カウンセリング。出発30日前以降は緊急手配手数料あり | 現地スタッフが生活をサポートと記載(オプション扱いの場合あり) |
| スクールウィズ | 株式会社スクールウィズ、サポート実績10万件以上 | カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド | 手数料0円と記載 | 記載なし |
サービス内容は変わることがあります。契約や申し込みの前に、必ず最新の公式情報を確認してください。
拠点と相談のしやすさで選ぶなら:ラストリゾートとウインテック留学センター


ラストリゾートは、国内43拠点・海外9拠点をもち、公式サイトには過去の渡航者12万人以上です。国内は札幌、新宿、品川など全国に、海外はシドニーやバンクーバー、トロント、ロンドンなどにあります。ワーホリは、オーストラリアやニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド、ドイツ、フランス、韓国の8か国に対応しています。
手数料は無料と案内され、無料カウンセリングと資料請求から相談可能です。ウインテック留学センターは、オーダーメイドの留学プランと、帰国後のキャリアまで見据えた設計を掲げています。拠点は東京、神戸、札幌で、オンライン相談にも対応しています。「アジア最優秀留学エージェント殿堂入り」も受賞しています。
対応国は、ラストリゾートのワーホリ対応が8か国、ウインテックの留学・ワーホリ対応が13か国です。ラストリゾートは国内の拠点が多く、ウインテックはオンライン相談にも対応する、という違いもあります。どちらも、サポートの具体的な期間は、公式トップページでは確認できませんでした。ウインテックの手数料の詳細も同じです。
相談の場で聞いておくと安心です。
ワーホリ中心と英語の事前学習で選ぶなら:タビケン留学とスクールウィズ
タビケン留学の運営は、株式会社Morrow Worldで、2015年11月の設立です。公式サイトには、過去に3万人以上が渡航したとあります。対応国は、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、マルタ、アイルランドの6か国です。「渡航前から帰国後まで1人ひとりに寄り添ったサポート」を掲げています。
手数料は、「なぜ無料なのですか?」というFAQがありますが、無料になる仕組みは公式トップページでは確認できませんでした。無料とされる理由と、条件の有無は、相談の場で聞いてください。スクールウィズは、手数料0円と案内しています。運営は株式会社スクールウィズで、サポート実績は10万件以上です。
特徴は、留学の前に英語を学べる「プレ留学」というサポートです。ワーホリは、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドに対応しています。手数料が0円でも、学校の授業料などは別にかかるので、総額で比べてください。ワーホリの対応国は、ラストリゾートが8か国、タビケン留学が6か国、スクールウィズが4か国と、数に差があります。
行き先が決まっている人は、先に確認してください。英語に不安があった私は、事前に学べる仕組みが心強いと感じます。
見積もりから入るなら:skyticket留学と、5社を選ぶ4つの軸
skyticket留学は、東証グロース上場で、観光庁認可の旅行代理店です。「あなたの留学費用を一括で見積もり」と案内され、無料カウンセリングも受けられます。ただし、出発の30日前以降の申し込みは、緊急手配手数料がかかるため注意してください。現地スタッフが留学中の生活をサポートしますが、オプション扱いで対象外になる場合もあります。
無料カウンセリング以外の費用が、どの段階で発生するかも聞いておくと安心です。行き先や渡航の日程が決まっている人ほど、対応国と手数料の条件を最初に聞くと、選びやすくなります。
よくある質問


よくある質問について、下記の3点を解説します。
- エージェントなしでも、ワーホリに行けますか?
- 費用は、エージェントなしのほうが安いですか?
- 契約を急がず立ち止まったほうがよい場面はありますか?
エージェントなしでも、ワーホリに行けますか?
エージェントなしでも、ワーホリに行けます。私はオーストラリアで、ビザも航空券も保険も住まいも仕事探しも、エージェントなしで進めました。ビザ申請は、1時間かからずに終わりました。ただし、行けることと、うまくいくことは別問題です。現地の仕事の実態を知らないまま渡り、所持金が10ドルまで減りました。
エージェントに相談していれば防げたかは、私にもわかりません。行けるかどうかは、ビザ、航空券、保険、住まい、仕事探しを自分で調べて手配する時間と手間をかけられるかで決まります。判断する前に、下記の3つを自分に聞いてみてください。
- 英語の画面を翻訳ツールで読めるか
- ビザや保険などを調べる時間があるか
- 現地の仕事の情報を集める手段があるか
私は現地の仕事の情報を集める手段が足りませんでした。ニュージーランドでの経験があったことも、自力で進められた要因かもしれません。初めてのワーホリで自力の場合は、私より難しい場面があるかもしれません。不安な部分だけ、無料相談で聞く方法もあります。全部を自分でやると決める必要はなく、自分で進める部分と任せる部分を分けて考えてみてください。
ビザの条件は変わることがあるので、オーストラリア内務省やニュージーランド移民局の公式サイトで、最新の情報を確認しましょう。
費用は、エージェントなしのほうが安いですか?
安いとは言い切れません。エージェントの手数料がかからない分は、節約になる場合があります。ただ、語学学校の授業料や宿泊費、保険は、どちらの場合も別に必要です。私の2017年は、手数料無料でも総額が約71万円でした。総額には、保険と航空券もあわせて手配してもらった分が含まれています。
見積もりに保険や航空券が含まれるかは会社で違うので、含まれる範囲を確認してください。総額のうち保険は約20万円と大きな割合でした。保険も自分で見積もりを取って比べれば、金額が変わる可能性があります。安いかどうかは、見積もりと自分で手配した場合の費用を、同じ条件で並べて比べるしかありません。
1つの表にまとめると、含まれる項目の違いにも気づきやすいです。行き先や滞在期間、通う学校、出発の時期によって、金額は変わります。自分で手配する場合は、ビザ申請費用、航空券、保険、宿泊費、語学学校の授業料が主な項目で、保険と航空券は会社や日程で金額に差が出ます。金額は時期や為替で変わるので、最新の情報を確認してください。
私の71万円も2017年当時の金額で、今の相場とは違う可能性があります。目安として受け取り、必ず新しい見積もりで比べてください。
契約を急がず立ち止まったほうがよい場面はありますか?
私なら、下記の場面では、いったん立ち止まります。
- 総額の見積もりを、項目ごとに出してもらえない
- サポート期間や範囲を、書面で確認できない
- 質問に対する答えが曖昧で、説明が変わる
- 契約を強く急がされる
見積もりが項目ごとに出ないと、総額を比べられません。含まれない費用がある場合は、書き出してもらってください。書面がないと、あとで言った言わないになりやすいです。私は契約書を読み込まず、サポート期間を見落としました。書面があっても、読まなければ同じことが起きます。
契約を急がされる場合は、繁忙期に学校が満席になることもあるので、急ぐ理由が本当か、日程と一緒に確認してください。私なら、決めるのは1日置いてからにします。強く急がされたときほど、他社の見積もりが手元にあると冷静に判断できます。説明が変わったときは、変わった点を書面で確認してください。
契約書の日付やキャンセルの条件も、署名の前に確認してください。どれも私の基準で、特定の会社を指すものではありません。少しでも不安があれば、持ち帰って他社と比べてください。不安に感じた点を担当者に伝えて、どう答えてくれるかを見るのも1つの方法です。契約書は隅々まで読み、分からない点は遠慮せず質問することが大切です。
まとめ


エージェントは、手配を任せたい人には心強い存在でした。私は、ニュージーランドで語学学校とホームステイを任せて、楽に渡航できました。一方で、オーストラリアではビザを自分で申請でき、手続きの多くは自力でも進められたのです。どちらの経験でも足りなかったのは、現地の仕事の情報です。
エージェントを使う場合も使わない場合も、知りたいことは自分から取りに行ってください。
使うなら、契約前にサポート期間、総額、現地での相談体制の3つを聞いてみてください。2〜3社に同じ質問をして、書面で比べるのがおすすめです。「手数料無料」という言葉に安心せず、総額で判断しましょう。あなたのワーホリが、納得のいく準備で始まることを願っています。まず1社、無料相談から始めてみてください。
【各社への無料相談はこちら】
【はじめて・相談しやすさ】
【帰国後のキャリアまで】
【ワーホリを中心に】
【見積もりから】
【手数料0円・英語の事前学習】
【関連記事への内部リンク】
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- ワーホリにいくら必要?資金調達と貯め方【所持金10ドルの失敗談】
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- 語学学校は必要?ニュージーランドで通った私の結論
- ワーホリの保険は入らないと後悔する【オーストラリア・NZ実体験】
- ブリスベン→メルボルン、仕事が見つからず所持金10ドルまで追い詰められた話【実体験】
【免責事項】
本記事は、筆者が2017年にニュージーランドで留学ドットコムを利用した体験と、2018年にオーストラリアでエージェントを使わずに準備した体験をもとにした個人的な体験談です。
【本記事はエージェント選択のアドバイスではありません】
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【参考リンク】
- ニュージーランド移民局(https://www.immigration.govt.nz/)
- オーストラリア内務省(https://immi.homeaffairs.gov.au/)


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