オーストラリア・NZの銀行口座おすすめ【到着7日以内に2カ国で開設した実体験ガイド】

現地で、どの銀行の口座を開設しようか迷っていませんか?渡航前、私も同じことを考えていました。「現地に着いてから決めれば大丈夫」と思っていましたが、実際は口座がないと仕事が決まっても給料を受け取れません。口座開設が遅れてあわてた人を知っていたので、私は到着後7日以内に開設することを渡航前から決めていました。

実際にオーストラリアではCommonwealth Bank、ニュージーランドではANZを開設しました。オーストラリアには到着後6週間を過ぎると追加書類が必要になるため、後回しにしていたら余計な手間がかかります。本記事では、AU・NZのおすすめ銀行と比較表、到着後すぐに開設すべき理由とオーストラリアの6週間ルールについて解説します。

日本からの事前開設の手順や窓口での7ステップと使える英語フレーズ、現地銀行とWiseの使い分け方についても解説。渡航前どの銀行を選ぶべきか迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は私個人の2017〜2019年の実体験と2026年時点でのリサーチをもとに書いています。口座維持費や手数料、開設手順は変更されている可能性があります。最新情報は各銀行の公式サイトでご確認ください。

目次

【結論】この2口座を開ければOK

おすすめ銀行理由
オーストラリアCommonwealth BankATM数最多・地方でも使える
ニュージーランドANZ維持費無料・日本人利用者多い

どちらも到着後7日以内に開設するのが鉄則です。理由は本文で解説します。


AU・NZのおすすめ銀行

オーストラリアならCommonwealth Bank、ニュージーランドならANZが私のおすすめです。おすすめ銀行について、下記の3点を解説します。

  • オーストラリアはCommonwealth Bank
  • ニュージーランドはANZ
  • AU・NZ主要銀行の比較表

オーストラリアはCommonwealth Bank

オーストラリアでは、Commonwealth Bankをおすすめします。私がCommonwealth Bankを選んだ理由は、ATMの数が圧倒的に多かったからです。オーストラリアの中でも、Commonwealth BankはATM数が最も多く、地方でも見つけやすいです。私はメルボルン到着後にファームへ行く予定でした。

都市部だけでなく地方のATM事情が重要だと考えていたため、カバー率の高さが決め手になったのです。なお、2026年現在ではANZ Plusというオンライン専用銀行も選択肢に入ります。口座維持費が無料で、日本からアプリで開設できる点が魅力です。ただし、対面サポートがなく、トラブル時の対応はすべてアプリ・チャットに限られます。

初めてのワーホリで英語に不安がある場合は、支店で相談できる従来型を選ぶほうが安心です。ANZ Plusの詳細な条件や使い勝手については、公式サイトで最新情報をご確認ください。 Commonwealth Bankの口座維持費は月4ドルですが、30歳未満か、毎月2,000ドル以上の入金があれば免除されます。

週500ドル程度の給料があれば2,000ドル条件を達成できるため、働き始めてからは実質無料で利用可能です。

※口座維持費や免除条件は変更されている可能性があります。最新情報はCommonwealth Bank公式サイトでご確認ください。

ニュージーランドはANZ

ニュージーランドでは、ANZをおすすめします。私がANZを選んだ理由は、エージェントにすすめられたことと、ATMの数が多かったからです。オークランド到着後、ANZのオークランド支店で開設しました。口座開設に必要な書類(パスポート・ビザ)を揃えていたため、30分程度で完了した記憶があります。

ANZ Go Accountは月額口座維持費がなく、Visa DebitやATM、アプリなどの電子取引であれば手数料も無料です。ただし、窓口でのスタッフ対応による引き出しには1回3ドルの手数料がかかります。口座維持費を気にせず使えた点は、資金的に余裕がなかった時期にも助かりました。

NZの4大銀行(ANZ・ASB・BNZ・Westpac)はいずれも維持費が無料か条件付き無料です。ただし、情報収集しやすさという点では、日本人ワーホリ利用者が多いANZが使い勝手に優れています。

※ANZの口座条件は変更されている可能性があります。最新情報はANZ公式サイトでご確認ください。

AU・NZ主要銀行の比較表

参考として、AU・NZの主要銀行を一覧にまとめます。

オーストラリア

銀行名口座維持費免除条件ATM数特徴
Commonwealth Bank月4ドル30歳未満/月2,000ドル以上入金最多地方に強い、日本人に人気
ANZ月5ドル25歳未満/フルタイム学生/月2,000ドル以上入金多い日本語対応ATMあり
NAB無料免除条件なし多い維持費が完全無料
Westpac月5ドル30歳未満/学生多い学生向けプログラムあり
ANZ Plus無料免除条件なしアプリ管理完全オンライン、支店なし

ニュージーランド

銀行名口座維持費特徴
ANZ Go Account無料電子決済手数料無料
ASB無料(電子明細切替で)スマホアプリが充実
BNZ YouMoney無料シンプルな料金体系
Westpac Everyday条件付き無料電子取引は無料

※口座維持費や免除条件、サービス内容は変更されている可能性があります。最新情報は必ず各銀行の公式サイトでご確認ください。


銀行口座は到着後すぐに開設すべき理由

銀行が決まったら、すぐに口座を開設しましょう。「到着してから落ち着いて考えよう」では遅く、早めに動く必要があります。銀行口座の開設について、下記の3点を解説します。

  • 給料の振込先として必須
  • オーストラリアの6週間ルール
  • ニュージーランドで開設時の注意点

給料の振込先として必須

オーストラリアもニュージーランドも、給料は銀行振込が基本です。採用が決まると、雇用主から「口座番号を教えてください」と言われます。口座がなければ、仕事が決まっても給料を受け取れません。実際に銀行口座が必要になる場面は、下記の3点です。

  • 給料の受け取り
  • 家賃や公共料金などの定期支払い
  • 日本からの緊急送金の受け取り先

私が働いた職場では、どれも銀行振り込みでした。現地に到着したらすぐに口座を作り、仕事探しに備えましょう。

オーストラリアの6週間ルール

オーストラリアには、到着後6週間以内であれば、パスポートを中心とした書類で開設可能です。6週間を過ぎると住所証明など追加書類が必要になり、手続きのハードルが上がります。開設に必要な書類については、各銀行の公式サイトか窓口で事前にご確認ください。私は到着後7日以内に開設したため、スムーズに完了できました。

観光などに時間を使いたい気持ちはわかりますが、口座開設は到着後の最優先タスクと考えてください。6週間ルールを知らずに後回しにした結果、手間が増えたという話を聞いたことがあります。早めに動くほど選択肢が広がります。到着後1週間以内を目安に開設しましょう。

ニュージーランドで開設時の注意点

ニュージーランドでも到着後早めに手続きすると、簡単に開設できます。NZでも滞在が長くなると住所証明書類を求められるケースがあるため、早めに開設するのをおすすめします。私がオークランドのANZで開設したとき(2017年)は、パスポートとビザのみで完了しました。

窓口のスタッフが丁寧にサポートしてくれたため、英語に不安を感じる場面はほとんどありませんでした。開設後はIRD番号(ニュージーランドの税務番号)の登録も必要です。税務上の手続きを含めて、到着後の早い段階で済ませておくと後々楽です。

※口座開設に必要な書類や条件は変更されている可能性があります。渡航前に各銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。


日本から事前開設はできるか

渡航前に銀行口座を準備できれば、現地到着後すぐに動けると考える人もいるでしょう。事前開設の実態と、現地開設との比較をまとめます。

  • Commonwealth Bankの事前開設手順
  • 事前開設と現地開設の比較

Commonwealth Bankの事前開設手順

Commonwealth Bankは、渡航14日前からオンラインで口座を事前開設できます。渡航前にアカウントを作成しておけば、到着後すぐに口座番号がわかります。手順は下記の3ステップです。

  1. 公式サイトからオンライン申請を行う
  2. パスポートとビザ情報を入力する
  3. 滞在先の住所を登録する

ただし、本人確認を完了するまでは入金のみ可能でありとなり、出金や送金、支払いは一切できません。本人確認は到着後20日以内に完了する必要があり、期限を過ぎると最初からやり直しになります。現地に到着したら支店に立ち寄り、パスポートを提示して本人確認を完了させてください。本人確認が済んだ後、デビットカードが郵送されます。

なお、2026年4月よりCommBankアプリ上でeパスポートのスキャンと顔認証を使った本人確認を行えるようになりました。対応パスポートと対応デバイスがあれば支店訪問なしで完結できます。ANZ Plusはアプリだけで完全オンライン完結できる点が魅力です。しかし、対面サポートが一切なく、問題が起きた場合はチャットやメール対応のみになります。

初めてのワーホリで現地のシステムに不慣れな場合、支店で相談できる銀行のほうが安心です。ANZ Plusの開設条件や手続きの詳細は、公式サイトで最新情報をご確認ください。

事前開設と現地開設の比較

事前開設と現地開設の比較表は、下記のとおりです。


項目事前開設現地到着後に開設
到着後の利用開始口座番号が渡航前にわかる(本人確認完了まで制限付き)支店訪問後すぐ使える
窓口への訪問本人確認で1回必要(20日以内)開設時に1回必要
英語での対面対応不要(オンラインで手続き)窓口で必要
トラブル時の対応現地到着前は対処困難支店で直接相談できる
おすすめの人英語に不安がある人、到着後すぐ働きたい人対面サポートがほしい人

現地到着後でも7日以内に開設すれば十分間に合います。私自身も現地開設で困りませんでした。英語に不安がある人や、到着直後から働ける状態にしておきたい人は事前開設を検討してみてください。

※事前開設の申請時期や条件は変更されている可能性があります。最新情報はCommonwealth Bank公式サイトでご確認ください。


窓口での開設手順【7ステップ】

現地で銀行口座を開設する際の手順として、下記の2点を解説します。

  • 開設前に準備するもの
  • 窓口での7ステップと英語フレーズ

開設前に準備するもの

銀行窓口に行く前に、下記を揃えておいてください。

  • パスポート
  • ビザのコピーかeビザの確認画面
  • 滞在先の住所
  • マイナンバー

6週間ルール以内であれば、上記の4点があれば開設できます。住所とマイナンバーはメモに書いて持参すると、窓口でスムーズに伝えられます。


窓口での7ステップと英語フレーズ

STEP
来店方法を確認する

事前にオンライン予約をしておきましょう。予約なしで来店すると長時間待たされる場合があります。予約した場合は受付で予約者であることを伝えてください。予約なしの場合は、受付で用件を伝えると番号札やデジタル待機列の案内を受けられます。営業時間は平日9:00〜16:00が一般的で、土日は休業しているケースがほとんどです。

STEP
用件を伝える

窓口に呼ばれたら「I would like to open a bank account.」と伝えてください。

STEP
口座タイプを選ぶ

職員から複数の口座タイプを提案されます。Transaction account(普通預金口座)とSavings account(貯蓄口座)のセット開設を勧められるケースが多いです。必要なければ「Just a transaction account, please.」と伝えて問題ありません。

STEP
個人情報を入力する

滞在期間やビザの種類、住所などを順番に確認されます。あらかじめメモを用意しておくと対応しやすいです。携帯番号がまだない場合は「Not yet」と答えて問題ありません。

STEP
契約書にサインする

パスポートと同じ署名を使ってください。複数枚サインを求められますが、すべて統一しましょう。

STEP
デビットカードの郵送を確認する

「When will I receive my card?」と確認しておきましょう。通常1週間程度で郵送されます。バックパッカー宿泊の場合は受付に保管されることが多いので、受付に確認してください。

STEP
モバイルアプリをセットアップする

SMSで仮パスワードが届くので、銀行アプリをダウンロードしてログインします。残高確認や振込履歴の確認がアプリで完結するため、開設当日中に設定しておくことをおすすめします。全体の所要時間は30分〜1時間程度です。

困ったときは下記のフレーズを活用してください。

英語フレーズ日本語訳
I would like to open a bank account.口座を開設したいです
I’m on a working holiday visa.ワーキングホリデービザです
Sorry, could you say that again?もう一度言ってもらえますか
Could you write it down?書いてもらえますか
When will I receive my card?カードはいつ届きますか

銀行口座とWiseの使い分け

口座が開設できたら、次はお金の管理方法を考えましょう。現地銀行口座だけで運用していた私は、後になってWiseの存在を知り、後悔した経験があります。銀行口座とWiseの使い分けについて、下記の2点を解説します。

  • Wiseを知らなかった私の後悔
  • 現地銀行とWiseの使い分け方

Wiseを知らなかった私の後悔

ワーホリ中に資金が底をつきかけたとき、日本から緊急で送金してもらうことを検討しました。銀行に問い合わせたところ、「手数料は約3,000円、所要時間は3〜7営業日かかります」といわれました。資金難の状態で数日間待つ余裕はなく、銀行による送金を断念したのです。

メルボルンで所持金が10ドルまで減ったときも、同じ理由で日本からの送金という手が使えませんでした。後から知ったのですが、Wiseを使えば手数料680〜800円程度、着金まで数時間〜1営業日程度で対応できます。当時知っていれば、所持金10ドルまで追い込まれなかったと思います。Wiseについての詳細は、下記の記事をご覧ください。

Wiseを知らなかった私の後悔【銀行送金で3〜7営業日と言われて諦めた話】

現地銀行とWiseの使い分け方

現地銀行口座とWiseは、用途に応じて使い分けるのが理想です。給料の受け取りには現地銀行口座を使い、緊急送金が必要になったときにWiseを活用するという形が実用的です。Wiseの口座番号を雇用主に伝えても対応してもらえないため、現地銀行口座は開設してください。

Wiseはあくまで「日本との送金橋渡し役」として持っておくと、いざというときの選択肢が広がります。海外送金に関する詳細は、下記の記事をご覧ください。

海外で送金してもらう3つの方法【手数料・時間を徹底比較】

ワーホリ中のお金管理完全マニュアル【所持金10ドルになった失敗から学ぶ】


まとめ

ワーホリの銀行口座は、オーストラリアならCommonwealth Bank、ニュージーランドならANZが私のおすすめです。どちらも大手でATMが多く、ワーホリ利用者の実績も豊富です。選ぶ基準に迷ったときは、ATMの多さと口座維持費の免除条件を軸に判断してください。渡航前に銀行を決めておき、事前開設するか現地開設するか方針を決めましょう。

Wiseのアカウントも作っておくのもおすすめします。現地に着いたら、1週間以内に口座を開設することを最優先タスクとして動いてください。

※本記事は2017〜2019年の実体験と現時点でのリサーチ情報に基づいています。口座維持費や手数料、開設条件は変更されている可能性があります。最新情報は各銀行の公式サイトでご確認ください。


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