ワーホリ失敗から立ち直るまで【メンタルケア&帰国後ガイド】

ワーホリ中、資金が尽きて精神的に追い詰められた経験はありませんか?「毎日帰りたい」と考えたり、銀行残高を何度も確認してしまったり。私もメルボルンで所持金10ドルまで追い詰められ、極限の恐怖を味わいました。本記事では、私が実際に経験した精神的限界のサインと、立ち直るまでの道のりをお話しします。

辛くなる5つのサインやお金がないときの心の保ち方、帰国を検討すべきタイミングも解説。帰国するための4つの方法や、帰国後の生活再建と就職活動についても触れています。あなたが現地で辛い状況にあるなら、我慢し続ける必要はありません。本記事が、一歩踏み出す勇気を持つきっかけになれば幸いです。

※本記事は私個人の体験談です。医療的アドバイスではありません。深刻な心の不調を感じたら、専門家や信頼できる人に相談してください。

なぜ公務員を辞めて29歳でワーホリに挑戦し、所持金10ドルまで追い詰められたのか。詳しい経緯は、下記の記事をご覧ください。

プロフィール:私がメルボルンで所持金10ドルになった理由

目次

私が経験した精神的限界のサイン【個人の体験】

私が「辛い」と感じたサインについて、下記の5点をお話します。

  • 毎日「日本に帰りたい」と考えるようになった
  • SNSに愚痴ばかり投稿するようになった
  • 銀行残高を1日3回以上チェックしていた
  • 食事を楽しめなくなった
  • 心の不調を感じたら相談する

※紹介する事案は私個人の経験であり、医学的な診断基準ではありません。

毎日「日本に帰りたい」と考えるようになった

ファームでの労働環境が厳しく、毎日「日本に帰りたい」と思うようになりました。オーストラリアに来た当初は、新しい環境への期待と不安が入り混じっていました。しかし、なかなか稼げないファームでの日々が続くうちに期待は消えたのを覚えています。

SNSに愚痴ばかり投稿するようになった

Facebookには毎日投稿していましたが、いつの間にか愚痴ばかりを書き込むようになっていました。ニュージーランドで時代は前向きな投稿が多かったのですが、オーストラリアに移ってからは様子が一変しました。「今日も辛かった」「いつまで続くんだろう」といった内容ばかりです。

友人からは「大丈夫?」というコメントをもらうようになりましたが、返信する気力もわきません。投稿を見返すと、自分でも驚くほど暗い内容ばかりが並んでいました。

銀行残高を1日3回以上チェックしていた

毎朝目覚めたとき、昼休み、寝る前。気づけば1日に何度もスマホで銀行残高を確認する習慣ができていました。数字を見るたび胃が締め付けられたのを覚えています。メルボルンに移ってからは仕事が見つからず、所持金が減り続ける恐怖が頭を占めました。

500ドルあった残高が、400ドル、300ドルと減っていき、最終的には10ドルまで落ちました。銀行残高を確認したところで何も変わらないのはわかっています。でも、確認せずにはいられなかったのです。数字を見て絶望する状況が、私の精神状態を悪化させました。

食事を楽しめなくなった

1日1食のパスタ生活。食事を楽しむ余裕なんてありません。ただ「今日を生き延びる」ために食べているだけでした。ニュージーランドのときは、地元のカフェで美味しいコーヒーを飲んだりと、食事を楽しむ余裕がありました。しかし、メルボルンでの生活は違います。スーパーで安いパスタと野菜、胸肉を買い、毎日食べ続けました。

空腹を満たすだけの行為で、食事の時間が来ても嬉しくありません。味を感じる余裕もなく、ただ機械的に口に運んでいたのを覚えています。私がメルボルンで追いこまれた詳細については、下記の記事をご覧ください。

メルボルンで所持金10ドルにまで追い詰められた1か月サバイバル記録

心の不調を感じたら相談する

私の場合、メルボルンに移ってから所持金が減り続け、約3週間で500ドルが10ドルになりました。資金が減る過程で、紹介した5つすべてのサインが現れていたのです。所持金が減るスピードと精神状態の悪化は、連動していました。チェック数に関わらず、辛いと感じたら専門家に相談しましょう。

「○個だから大丈夫」という判断基準ではありません。同じサインが出ても状況は人それぞれ異なります。本記事だけに頼らず、信頼できる人や専門家に相談しましょう。日本語で相談できる窓口は、下記のとおりです。

  • 海外こころのヘルプデスク24時: https://www.helpdesk24.net/
  • 在メルボルン日本国総領事館: +61-3-9679-4510(緊急時は24時間対応)
  • 在シドニー日本国総領事館: +61-2-9250-1000(緊急時は24時間対応)

現地でのメンタルケア【所持金10ドルで学んだこと】

お金がないときに私が実践した心の保ち方について、下記の3点をお話します。

  • 小さな目標だけに集中する
  • SNSで気持ちを吐き出す
  • 無料で使える場所で環境を変える

※私個人が効果を感じた方法です。万人に効果があるとは限りません。

小さな目標だけに集中する

私の場合、「今日1日を生き延びる」ことだけを考えました。「1か月後どうするか」「貯金はいくら必要か」といった遠い未来のことは、考えても不安が増すだけです。代わりに目の前のことだけに集中しました。実際に立てた目標は、下記のとおりです。

  • 履歴書を3件送る
  • 1時間だけ外を歩く
  • 身の回りの整理整頓をする

小さな目標を達成するたび、「今日もなんとか生き延びた」という実感が持てました。遠い目標を見ると絶望しますが、目の前の1歩だけなら踏み出せます。大きな不安を小さく分解することで、「できること」が見えてきたのです。「ワーホリを成功させる」という大きな目標は、所持金10ドルの状態では重すぎました。

でも「今日1日を無事に終える」なら、なんとかできます。どんなに小さなことでも「できた」という感覚が、次の日を生きる力になりました。

SNSで気持ちを吐き出す

私は辛い状況を正直に投稿しました。「所持金がヤバい」「仕事が見つからない」「毎日不安で眠れない」。元々は毎日楽しい投稿をしていたのに、いつの間にか愚痴ばかりになっていました。でも、投稿することで少し心が軽くなったのです。投稿すると、「いいね」やコメントがもらえました。

コメントをもらえるだけで「1人じゃない」と感じられたのです。言葉にすることで自分の気持ちを整理できます。ネガティブな感情を言葉にすることは、悪いことではありません。むしろ、感情を溜め込む方が危険です。誰かに見てもらえる、反応がもらえる。反応をもらえるだけで孤独感が和らぎました。

無料で使える場所で環境を変える

バックパッカーの部屋にずっといると、壁に押しつぶされそうになりました。同じ空間に何時間もいると、不安が増幅されます。1日に数時間だけでも、外に出ると気分が楽になります。私が実際に利用した場所は、下記のとおりです。

  • 図書館の静かな空間で過ごす
  • 公園で人の往来を感じながら外の空気を吸う
  • 無料Wi-Fiのカフェで1時間だけ座る

図書館では求人サイトを見たり、本を読んだりしました。公園では芝生に座って、ただぼーっと空を眺めていました。お金をかけずに気分転換できる場所を見つけると、精神的な余裕が生まれます。無料で使える場所をいくつか見つけておきましょう。資金管理の基本やお金がなくなる前のサインについては、下記の記事をご覧ください。

ワーホリ中のお金管理完全マニュアル【所持金10ドルになった失敗から学ぶ】

「帰国を検討すべきだった」と思う瞬間【振り返り】

「帰国を検討すべきだった」と思う瞬間について、下記の3点をお話します。

  • 精神的に辛すぎると感じたとき
  • 資金が完全に尽きる前
  • 安全が脅かされていると感じたとき

※医療的アドバイスではなく、私個人の経験と今の視点から考える振り返りです。実際の判断は、専門家や信頼できる人と相談してください。

精神的に辛すぎると感じたとき

当時の私が精神的に感じた辛さは、下記のとおりです。

  • 食事を楽しめなくなった
  • 不安で眠れない夜が続いた
  • 銀行残高を1日4回もチェックしていた
  • 「日本に帰れないかもしれない」という恐怖

上記の症状が続く場合は、日本語相談窓口(海外こころのヘルプデスク24時など)に相談することをおすすめします。当時の私は「帰国したら負け」と思い込んでいました。でも、生きて帰ることが最優先です。精神的に追い詰められる前に、帰国という選択肢を考えるべきでした。

プライドや「負けたくない」という気持ちよりも、自分の健康が大切です。

資金が完全に尽きる前

私の場合、所持金が10ドルになった時点で「もう後がない」状態でした。追い込まれる前に動くべきだったのです。私のケースは、メルボルン到着時に約500ドルあり、週の赤字が61ドル、3週間後には10ドルになりました。しかし私は「来週から仕事が増えるはず」と楽観視していました。

帰国を考えるタイミングは、航空券代+1週間分の生活費を下回った時点です。所持金10ドルになってからでは、帰国する選択肢すらなくなってしまいます。資金が尽きる前に動くことが大切です。

安全が脅かされていると感じたとき

私がブリスベン周辺のファームで経験したことは、下記のとおりです。

  • シェアハウスの廊下で寝かされたとき
  • 時給4ドルという違法な労働環境
  • 最低時給の保証がない歩合制

健康を害する前に、違法な環境から脱出することが最優先です。「もう少し頑張れば状況が改善するはず」と思い込んでいましたが、改善しませんでした。廊下で寝かされるような環境は、人として対等に扱われていません。時給もオーストラリアの最低賃金を下回っており、違法である可能性が高い労働環境でした。

安全が脅かされている環境に留まることは、自分を危険にさらし続けることと同じです。私がメルボルンで追い込まれた詳細については、下記の記事をご覧ください。

メルボルンで所持金10ドルにまで追い詰められた1か月サバイバル記録

帰国するための方法【私が当時知らなかったこと】

当時の私が知らなかった帰国するための方法について、下記の4点をお話します。

  • Wiseで送金してもらう
  • 海外キャッシングを利用する
  • クレジットカードで航空券を購入する
  • 大使館に相談する

Wiseで送金してもらう

Wiseとは、オンライン送金サービスの1つです。銀行送金より手数料が安く、送金が早いのが特徴です。銀行送金は3〜7営業日かかり、手数料も3,000〜5,000円かかります。しかしWiseなら、数時間〜1営業日で着金し、手数料は数百円程度で済みます。私は「銀行送金は時間がかかりすぎる」と諦めましたが、Wiseならすぐに着金したはずです。

Wiseは多くのワーホリ経験者が利用している定番サービスです。渡航前に知っておくべき情報だったと後悔しています。Wiseについての詳細は、下記の記事をご覧ください。

Wiseを知らなかった私の後悔【銀行送金で3〜7営業日と言われて諦めた話】

海外キャッシングを利用する

海外キャッシングとは、クレジットカードで海外ATMから現地通貨を引き出せる機能です。海外キャッシングを契約していたら、すぐに航空券を購入できました。海外キャッシングのメリットは、下記のとおりです。

  • 即日で現金を手に入れられる
  • 親からの送金を待つ必要がない
  • 自分のタイミングで引き出せる

ただし、海外キャッシングは事前契約が必須であり。現地では契約できないので注意してください。渡航前に手続きをしておきましょう。私のように「いざというときに使えない」という状況を避けるためには、出発前の準備が何より大切です。利息は発生しますが、緊急時には命綱となる機能です。

海外キャッシングについては、下記の記事をご覧ください。

【ワーホリ渡航前は必見】VISAカードの海外キャッシングが必要な話

クレジットカードで航空券を購入する

私のケースでは、クレジットカードの限度額に余裕があれば、航空券をオンラインで購入できました。所持金が10ドルしかなくても、クレジットカードの限度額が残っていれば、航空券を購入して帰国することは可能です。時期にもよりますが、オーストラリアと日本間の航空券は500〜800ドル程度です。

ただし、限度額を超えている場合は利用不可であるため注意してください。帰国後はクレジットカードの支払いが残るため、計画的に利用しましょう。現地で追い詰められて限界を迎えるよりは、帰国してから立て直す方が現実的です。クレジットカードは現金がなくても購入できる手段として覚えておきましょう。

大使館に相談する

大使館で行えることは、下記のとおりです。

  • 「帰国のための渡航書」の発給
  • 家族から送金してもらう方法の助言
  • 現地での対処法の相談

原則として大使館は金銭の貸付を行っていません。インターネット上には「大使館でお金を借りられた」という情報もありますが、私が調べた限りでは、公式の貸付制度は確認できませんでした。最新の情報は、直接大使館にお問い合わせください。

在メルボルン日本国総領事館:+61-3-9679-4510(緊急時は24時間対応)

帰国後の就職活動【私の面接経験】

帰国後の就職活動で実際に経験したことについて、下記の3点をお話します。

  • 塾講師の面接で「その場で採用」された理由
  • 福祉職の面接で「ホスピタリティ」を評価された経験
  • ワーホリの失敗を面接で伝えるコツ

※私が塾講師・福祉職の面接で実際に経験したことです。業界や企業によって評価は異なります。専門的なキャリア相談は、転職エージェントやキャリアカウンセラーへご相談ください。

塾講師の面接で「その場で採用」された理由

塾講師の面接では、ワーホリでの経験を正直に話しました。話した内容は、下記のとおりです。

  • ファームで所持金10ドルまで追い込まれたこと
  • 必死に生還しようと頑張ったこと
  • 底力を振り絞って稼いで帰国したこと

面接官は驚いていましたが、嫌な顔をされたわけではありません。むしろ、興味を持って話を聞いてくれました。「そこからどうやって立て直したんですか?」と質問され、魚の卸会社で週48時間働いて貯金したことを説明します。当時の環境を説明したら、採用が決まりました。

後から振り返ると、面接官は「逆境から舞い戻った経験」に価値を見出してくれたのだと考えます。失敗を隠す必要はありません。正直に話したほうが、相手は興味を持ってくれます。

福祉職の面接で「ホスピタリティ」を評価された経験

福祉職の面接は、塾講師とは雰囲気が違いました。淡々とした質問が続き、私も淡々と答えました。公務員時代の経歴やワーホリでの経験、塾講師での取り組み。一通り説明した後、会社概要の説明を受けて、別日に最終面接がありました。ワーホリでの失敗についても話しましたが、強調したわけではありません。

「ワーホリで身に付けたホスピタリティを、御社で生かせる」という切り口で説明しました。最終面接を経て、無事に採用が決まりました。

ワーホリの失敗を面接で伝えるコツ

ワーホリの失敗経験を面接で伝える際、私が意識したことは下記の3つです。

  • 言い訳をしない
  • 立ち直りのプロセスを説明する
  • 失敗から何を学んだかを明確にする

ワーホリでの失敗については、無理に隠す必要はありません。失敗した後の行動と学びを伝えると、「困難に立ち向かえる人材」として評価されます。応募する業界に合わせて、強調すべきポイントを意識しましょう。

ワーホリ経験を活かした転職を本格的に考えているなら、海外経験者専門の転職エージェントに相談するのもおすすめです。海外経験者専門転職エージェント【The Beyond Border】の詳細は、下記のリンクからご覧ください。

帰国直後の生活再建ステップ【私の実体験】

帰国直後の生活再建について、下記の4点をお話します。

  • 実家への帰省(または住居の確保)
  • 健康保険・年金の手続き
  • 就職活動の開始
  • 貯金ゼロの場合の公的支援

実家への帰省(または住居の確保)

私の場合、実家に戻りました。家賃がかからないため、精神的な余裕が生まれました。貯金がほとんどない状態だったので、実家に頼れたのは大きかったです。ワーホリから帰国した直後は、精神的にも疲れ切っていました。実家という安心できる場所があったからこそ、落ち着いて就職活動に集中できました。

実家に頼れない場合の選択肢は、下記のとおりです。

  • 初期費用が安いシェアハウス
  • 友人宅に一時的に居候
  • 短期間でのネットカフェ

ネットカフェは最後の手段として考えるべきで、長期間の利用は心身に負担がかかります。可能であれば、シェアハウスや友人宅など、安心して眠れる場所を確保することをおすすめします。

健康保険・年金の手続き

私が帰国後すぐにやったことは、国民健康保険への加入と国民年金の手続きでした。海外転出届を出していた場合、帰国後14日以内に転入届を提出する必要があります。転入届を提出する際に健康保険の手続きも同時に行えます。国民年金についても、未納期間がある場合は追納の手続きも可能です。

将来の年金額に影響するため、早めに相談することをおすすめします。

就職活動の開始

帰国してからは、求人サイト(Indeed、リクナビなど)のアカウント作成を行い、塾講師や福祉職に応募しました。タイムラインは下記のとおりです。

  • 帰国後1週間:書類作成と求人リサーチ
  • 帰国後2〜3週間:面接開始
  • 帰国後1か月:塾講師の採用決定

就職活動を始める前に、自分の経歴を整理しました。ワーホリでの経験を説明するために、何度も書き直します。ワーホリの失敗を書いていいのか迷いましたが、結果的には正直に書いて正解でした。「所持金10ドルまで追い込まれた」と話したときの面接官の反応は、予想以上に好意的でした。

就職活動は精神的に辛い面もありますが、小さな目標を立てて進めることが大切です。小さな目標を立てて、少しずつ前に進めましょう。

貯金ゼロの場合の公的支援

帰国後すぐに仕事が見つからず、貯金もない場合は、公的支援を検討できます。生活福祉資金貸付制度は、都道府県の社会福祉協議会が実施している低所得者向けの貸付制度です。求職者支援制度は、ハローワークで職業訓練を受けながら、月10万円の給付金を受給できる場合があります。

公的支援には条件がありますので、詳細はハローワークや社会福祉協議会に相談してください。1人で生活を立て直さなければならない場合、公的支援制度を利用するのをおすすめします。困ったときに助けを求めることは、自立への第一歩です。使える制度は積極的に使い、1日も早く生活を立て直すことが大切です。


失敗から学んだこと【後悔を成長に変える】

所持金10ドルという極限状態を経験して、私が学んだ教訓について、下記の3点をお話します。

  • 楽観的すぎる計画の危うさ
  • 複数の情報源からの判断が必須
  • 最悪のシナリオも想定すべき

楽観的すぎる計画の危うさ

ニュージーランドでの成功体験での油断が、失敗の始まりでした。ニュージーランドのヘイスティングスでは週316ドル貯金できていたので、オーストラリアでも同じように稼げると思い込んでいました。でも現実は違います。オーストラリアでの失敗は、下記のとおりです。

  • ブリスベンのファームでは時給4ドル
  • メルボルンでは週61ドルの赤字
  • 最低時給保証がない
  • シーズンオフで労働時間が少ない

「前回うまくいったから今回も大丈夫」という考えは危険です。国が変われば労働環境も違いますし、時期が変われば収入も変わります。楽観的な計画は現実に打ち砕かれる可能性があることを肝に銘じましょう。ニュージーランドやオーストラリアでの体験談の詳細は、下記をご覧ください。

ヘイスティングスで週314ドル貯金できた成功体験談【ニュージーランド・ファーム労働】

オーストラリアのファームで後悔しない5つのポイント【ブリスベン→メルボルン完全記録】

複数の情報源からの判断が必須

私の情報源は、日豪プレスの求人情報だけでした。ニュージーランドで成功した経験があったため、「詳しく調べなくても大丈夫だろう」と油断していました。現地で働いた人のブログも読まず、失敗談も確認せず、ファームの実態を知らずに応募したのです。複数の情報源から確認していたら、稼げないファームの特徴を把握できました。

1つの情報源だけを信じるのは危険です。公式サイトや個人ブログ、SNSなど複数の情報源から判断することで、リスクを減らせます。失敗談には、避けるべき落とし穴が詰まっています。

最悪のシナリオも想定すべき

最悪のシナリオを想定することは、リスク管理の基本です。「もし○○になったら、△△する」という選択肢を事前に用意しておくと、精神的な余裕が生まれます。私が想定していなかったことは、下記のとおりです。

  • 収入がゼロになる可能性
  • 労働時間が激減する可能性
  • 最低時給保証がない歩合制
  • 支出が収入を上回る赤字生活

最悪のシナリオを想定し、備えることもワーホリでは必要です。最悪のシナリオに備えるために必要な資金管理の詳細は、下記の記事をご覧ください。

【ワーホリ渡航前は必見】VISAカードの海外キャッシングが必要な話

Wiseを知らなかった私の後悔【銀行送金で3〜7営業日と言われて諦めた話】


まとめ

所持金10ドルまで追い込まれた経験は、私にとって人生最大の試練でした。しかし同時に、失敗から多くのことを学びました。精神的な限界のサインに気づき、適切なタイミングで助けを求めることが大切です。帰国という選択肢も「負け」ではありません。あなたが今、現地で辛い状況にあるなら、我慢し続ける必要はありません。

大切なのは、あなた自身の心と体の健康です。これからワーホリに行く人には、私と同じ失敗を避けてほしいと思います。楽観的すぎる計画は危険です。複数の情報源から現実を知り、最悪のシナリオにも備えてください。Wiseや海外キャッシングといった緊急時の資金調達手段を、渡航前に準備しておくことをおすすめします。

失敗から学び、立ち直った経験こそが、あなたの強みになります。逆境を乗り越えた経験は、次のステップで生かしましょう。本記事が、あなたの役に立てば幸いです。

渡航前にリゾバで十分な資金を貯め、留学エージェントに相談しておくことも、失敗を避けるための大切な準備です。詳細は下記の記事をご覧ください。

私のワーホリ全体の記録や、所持金10ドルから這い上がった経緯については、下記の記事をご覧ください。

プロフィール:私がメルボルンで所持金10ドルになった理由


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【免責事項】

本記事は、筆者が2018年にオーストラリア・メルボルンで個人的に体験したワーキングホリデーの記録です。

◆ 本記事は医療アドバイスではありません

  • メンタルヘルスに関する記述は、筆者個人の感覚と経験です
  • 医学的な診断基準ではありません
  • 深刻な心の不調を感じたら、医療機関や専門家に相談してください

◆ 本記事はキャリアアドバイスではありません

  • 就職活動に関する記述は、筆者個人の経験です
  • 業界や企業によって評価は異なります
  • 専門的なキャリア相談は、キャリアカウンセラーや転職エージェントへ

◆ 相談窓口

  • 海外こころのヘルプデスク24時: https://www.helpdesk24.net/
  • 在メルボルン日本国総領事館: +61-3-9679-4510
  • 在シドニー日本国総領事館: +61-2-9250-1000

◆ 本記事の情報に基づく行動について

  • 筆者および当サイトは一切の責任を負いかねます
  • 個別の状況については、必ず専門家や信頼できる人に相談してください
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