「ワーホリ後って、本当に就職できないのかな」
渡航前、私も同じ不安を抱えていました。29歳で公務員を辞め、2017〜2019年にニュージーランドとオーストラリアでワーホリをした私には、職歴に2年あまりの空白があります。結果は、帰国後に10社以上へ応募し、1か月で塾講師のアルバイト、3か月で福祉職の正社員として採用されました。
応募先は正社員職が中心で、求人探しにはDodaとIndeedをよく使った記憶があります。面接では、ブランクの説明と、なぜ公務員を辞めたのかを、応募先の業界を問わず毎回のように聞かれました。さらに、所持金10ドルの失敗談を話したら、むしろ深掘りされました。
本記事では、就職できないと言われる理由について解説します。不安のタイプ別チェックリストや面接で聞かれた質問への答え方、履歴書の書き方、就活スケジュールまで順番に解説します。帰国後の就職に不安を感じている人は、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は私個人の2017〜2019年当時の体験をもとに書いています。就職活動の状況は時期や業界、企業によって異なります。最新情報は各社採用ページでご確認ください。
【結論】ワーホリ後でも就職はできます

- 29歳で公務員を辞め、ブランク2年でも10社応募→1か月でアルバイト、3か月で正社員
- 面接官が見ているのは「ブランク期間に何をしていたか」
- 私の場合、評価されたのは教育・福祉の面接
帰国後の就職活動に不安がある人は、海外経験者向けの転職支援サービスを事前に調べておくのも1つの方法です。サービスごとに対象条件や支援内容が異なるため、住民票の再登録や健康保険の手続きに追われる帰国直後より前に、情報を集めておくと安心です。
※私自身はThe Beyond Borderを利用した経験がなく、あくまでサービスの紹介にとどまります。帰国後の就職活動の状況はエージェントや個人の状況によって異なります。利用の際は公式サイトにてサービス内容や対象条件をご確認ください。
ワーホリ後は就職できないと言われる理由

ワーホリ後の就職が難しいと言われる背景には、ブランク期間を「遊んでいた時間」と捉える企業側の価値観があります。ただし、言われることと実際に就職できないことは別の話です。「就職できない」という声がなぜ広まっているのか、下記の3点でお話しします。
- 「遊んでいた期間」に見えてしまう理由
- 実際に「響かなかった」面接
- 言われることと実際に就職できないことは別
「遊んでいた期間」に見えてしまう理由
「ワーホリ後は就職できない」の正体は、ブランク期間を「遊んでいた時間」と捉える企業側の価値観です。目的意識が伝わらない履歴書を出してしまうと、採用担当者は「なぜ働かなかったのか」という疑問を持ちます。私自身、帰国前は「ブランクをどう見せればいいのか」という不安で頭がいっぱいでした。
ワーホリという言葉自体に「遊学」のイメージを持つ採用担当者も一定数いるのが実情です。企業側の価値観は、個人の努力だけで変えるには限界があります。大切なのは、ワーホリ中の経験を伝えて、ブランクを「何もしていなかった時間」に見せないことです。
実際に「響かなかった」面接

私自身、うまくいかなかった面接もあります。引っ越し業者の面接では、面接官から「本当はやりたくないんでしょ?」と見抜かれました。今振り返ると、自分でも志望動機に納得できていませんでした。29歳で公務員を辞めた理由と、引っ越し業者を志望する理由がうまくつながらなかったのです。
「なぜ公務員を辞めてワーホリに行ったのか」という質問は、応募先の業界を問わず聞かれました。退職理由とワーホリの経験、志望動機がつながっていないと、面接官には響きにくくなります。公務員を辞めるまでの経緯については、下記の記事をご覧ください。
公務員を辞めて海外に出た話【ワーホリという選択肢が私を救った】
言われることと実際に就職できないことは別
「就職できない」と言われる一方、私は帰国後10社以上に応募し、1か月で塾講師のアルバイト、3か月で福祉職の正社員として採用されました。あなた自身が実際に就職できなくなるかどうかは、別の話です。ブランクを武器に変えられるかどうかは、伝え方次第で決まります。次のチェックリストで、自分の不安のタイプを整理してください。
不安のタイプ別・4つのチェックリスト

下記の4つから、今の自分に1番近いものを選んでください。当てはまる項目のすぐ下に、詳しく解説しているセクションへのリンクを置いています。複数当てはまる場合は、いちばん不安が大きいものから順に、リンク先の解説を読み進めてください。
- ブランク期間の説明に自信がない
- 30代という年齢が気になる
- 実際、私自身も29歳で退職・ブランク2年を経て帰国後に採用されています。年齢の不安が強い人は、30歳で帰国した実例をより詳しくまとめた、下記の記事もご覧ください。
- 30歳でワーホリから帰ってきた!帰国後の現実について【2019年実録】へ
- ワーホリでの経験が評価されるか自信がない
- 帰国後、何から動けばいいかわからない
ブランクを隠さず、行動として説明できるかどうかが大切です。海外での滞在経験がある人向けの転職支援として、The Beyond Borderというサービスがあります。帰国後の選択肢の1つとして、サービス内容と対象条件を公式サイトで確認しておくと安心です。
※私自身はThe Beyond Borderを利用した経験がなく、あくまでサービスの紹介にとどまります。帰国後の就職活動の状況はエージェントや個人の状況によって異なります。利用の際は公式サイトにてサービス内容や対象条件をご確認ください。
ワーホリ経験は評価されやすい【業界別】

ブランクがあっても、私は10社以上に応募し、帰国後1か月で塾講師のアルバイト、3か月で福祉職の正社員として採用が決まりました。ワーホリのブランク期間が、就職活動で実際どう評価されたのかについて、面接官の反応も交えながら、下記の3点を解説します。
- 10社以上受けて帰国1か月で採用された話
- 実際に受けた業界での反応
- 大変だったのは「もう1つの説明」
10社以上受けて帰国1か月で採用された話
ワーホリのブランク期間は、就職活動で不利にはなりませんでした。私は29歳で公務員を辞め、2017〜2019年にニュージーランドとオーストラリアでワーキングホリデーを経験しています。帰国後10社以上に応募し、1か月で塾講師のアルバイトとして採用が決まりました。
応募先は正社員職が中心でしたが、塾講師のアルバイトは収入を確保するために応募したものです。正社員になれたのは、帰国後3か月のことです。30歳を超えてブランク2年を抱えていても、私は就職できました。もちろん、順風満帆な就職活動ではありませんでした。
書類選考で落とされることもありましたし、面接で難しい顔をされたこともあります。ただ、ブランクがあっても採用される可能性は十分にあると、10社以上に応募した私の体験からは感じました。面接官が気にしているのは、「ブランク期間に何をしていたか」です。
私の場合、ブランク期間の説明として、メルボルンで所持金が10ドルにまで追い詰められながら生き延びた経験を話しました。当時の話をしたとき、多くの面接官が興味を持って聞いてくれました。ワーホリの失敗は、正直に話すことで武器にもなり得ます。
※2019年当時の私個人の体験です。採用状況は業界や時期、企業によって異なります。
実際に受けた業界での反応

10社以上の面接を受けた経験から、ワーホリ経験への反応は業界によって違うと感じました。私が実際に受けた業界の中で、評価されやすいと感じたのは、教育と福祉業界です。塾の面接では、所持金10ドルから生還した話をしたところ「逆境でも諦めない粘り強さ」として評価されました。
福祉職では、ジャパレスでの接客経験をもとに、「ホスピタリティが身に付いている」と評価されています。一方、反応が薄かったと感じたのは、引っ越し業者でした。私が実際に受けた3つの業界での結果と反応を、表にまとめると下記のとおりです。
| 業界 | 面接での結果・反応 |
|---|---|
| 塾(教育) | 採用(アルバイト)。所持金10ドルから立て直した話が「逆境でも諦めない粘り強さ」として評価された |
| 福祉 | 採用(正社員)。ジャパレスでの接客経験が「ホスピタリティが身に付いている」と評価された |
| 引っ越し業者 | 反応が薄かった。志望動機に納得できておらず、面接官に「本当はやりたくないんでしょ?」と見抜かれた |
ただし、同じ業界でも、企業によって評価は異なる場合があります。あくまで2019年当時の体験をもとにした印象として、参考程度に受け取ってください。ジャパレスでの接客経験について詳しく知りたい人は、下記の記事もあわせてご覧ください。
ジャパレスはきつい?6か月働いた私が解説【当たり店の選び方と実態】
大変だったのは「もう1つの説明」
帰国前、私が心配していたのは「ブランク期間の説明」でした。しかし実際に就活を始めてみると、もう1つの説明がセットで求められました。「なぜワーホリ前に公務員を辞めたのか」という質問です。面接では「なぜ公務員を辞めたのか」を聞かれてから、「ワーホリはどうだったのか」と聞かれます。
2つの質問はつながっているため、片方だけうまく説明しても不十分です。2つの回答とも、一貫したストーリーとして成立させる必要がありました。帰国時点ではあまり想定しきれておらず、準備不足のまま面接に臨んでしまったこともあります。
面接で毎回聞かれた質問と答え方【実体験】

面接では、「なぜ公務員を辞めたのか」と「ブランク期間の説明」の2つを繰り返し聞かれました。2つの質問とも、一貫したストーリーとして答えられるかどうかが問われます。面接での質問への対処について、私の体験をもとに、下記の3点を解説します。
- 公務員退職理由と、伝え方を変えた理由
- 所持金10ドル体験を伝えたら深掘り質問に
- ブランク説明で外せない3つのポイント
公務員退職理由と、伝え方を変えた理由
「なぜ公務員を辞めてワーホリに行ったのか」は、面接で聞かれる質問でした。公務員は安定している職業であるため、面接官にとっては気になるところです。私は応募先の業界に合わせて、伝え方を変えました。教育系の会社には「人の成長に直接関わる仕事がしたかった」という軸で話しました。
福祉系の会社には「生活を支えることに価値を感じた」という切り口で話しています。いずれも嘘ではなく、自分の中にある本音です。相手が何を求めているかを意識して、強調するポイントを変えていました。退職理由と志望動機は、セットで一貫性を持たせることが、面接に臨むうえで大切です。
退職理由は「何に向かったか」という言い方にすると、面接官の反応が変わります。「前職がイヤだった」ではなく、「○○という経験をしたかった」という前向きな言葉に変えましょう。同じ経験でも、言い換えるだけで印象は大きく変わります。
所持金10ドル体験を伝えたら深掘り質問に

塾講師の面接で、私はメルボルンでの所持金10ドル体験を話しました。「失敗を隠すべきか」と迷いましたが、結果的に正直に話して採用が決まったのです。私はファームでの労働が思うようにいかず、メルボルンで所持金が10ドルにまで追い詰められたことを話しました。
すると面接官から「どうやって立て直したんですか?」という深掘り質問が来たのです。私は1日8時間の求職活動を続け、魚の卸会社に採用してもらい、帰国資金を貯めたことを説明しました。所持金10ドルになるまでの詳しい経緯は、下記の記事にまとめています。
ブリスベン→メルボルン、仕事が見つからず所持金10ドルまで追い詰められた話【実体験】
面接官が深掘り質問をしてきた理由は、「失敗後の行動」に興味を持ったからだと考えます。失敗体験を話すときは、「どう行動したか」までセットで話すことが大切です。ただし、受け取られ方は面接官や企業によって異なるため、あくまで私の体験からの考えです。
ブランク説明で外せない3つのポイント
ブランク説明で外せないポイントが3つあります。1つ目は、ワーホリを何もしていなかった期間にしないことです。失敗だらけのワーホリでも、語学学校に通った、ファームで働いた、アルバイトをしたなど、経験はしているはずです。「遊んでいただけ」という印象を与えると、マイナスにつながります。
2つ目は、ネガティブな理由で終わらせないことです。「仕事がイヤで逃げた」という説明は、面接官に「同じ理由で辞めるのでは」という不安を与えます。「○○を経験するために行った」という前向きな言い方に変えるだけで、印象が変わります。
3つ目は、帰国後の行動と繋げることです。今後の仕事にどう生かせるかを伝えれば、ワーホリの経験が「成長の時間」として伝わります。たとえば、語学力や接客経験を応募先の仕事にどう生かせるかまで話せると、ブランク期間の説明に説得力が出ます。
※私個人の体験をもとにしたものです。専門的なキャリア相談はエージェントやキャリアカウンセラーへご相談ください。
履歴書・職務経歴書のワーホリ経験の書き方

書類では、ワーホリ期間を空白にせず、「遊んでいた期間」ではなく「実際に働いた期間」として見せることが大切です。私が履歴書と職務経歴書に実際に書いた内容をもとに、ワーホリ経験を書類でどう表現するかについて、下記の3点を解説します。
- ワーホリ期間を空白にしない履歴書の書き方
- 職務経歴書で業務経験として書く方法
- 失敗したワーホリでも正直に書いた理由
ワーホリ期間を空白にしない履歴書の書き方
履歴書の職歴欄でワーホリ期間を空白にすることは避けましょう。空白期間があると、面接官は「何か問題があって書けないのでは」と疑いを持ってしまいます。私は履歴書の職歴欄に、ワーホリ期間中のアルバイト経験も含めて、下記のように記載しました。
- 2017年7月 ワーホリにて複数のアルバイト
- 2019年10月 帰国
シンプルですが、空白期間に何をしていたかが明確です。ビザの種類を明記すれば、就労目的の渡航だったことも伝わります。資格欄にはTOEIC630点を記載しました。渡航前に取得していたスコアでしたが、英語で仕事や生活を行えた証明になります。履歴書はあくまで事実の記録です。書ける情報はすべて書いて、空白を作らないことが基本です。
職務経歴書で業務経験として書く方法

職務経歴書では、ワーホリ期間の経験をある程度詳しく書きました。「遊んでいた期間」ではなく「実際に働いた期間」として説明するために、勤務先ごとの業務内容を記載することが重要です。私が実際に書いた業務経験の内容は、下記の3つです。
| 勤務先 | 業務内容 | 環境・条件 |
|---|---|---|
| ヘイスティングス ブルーベリー農場 | 農業作業 | 英語のみの環境 |
| ヘイスティングス ジャパレス | 接客業務 | 英語での接客対応 |
| メルボルン 魚の卸会社 | 早朝市場業務 | 週48時間勤務 |
各勤務先について、担当した業務内容や使用言語、働いた期間などを簡潔にまとめました。書き方のコツは、「英語でのコミュニケーションが必要だった」という点を添えることです。所持金10ドルになった体験については書類には書かず、面接での口頭説明に回しました。ファームでの詳しい体験は、下記の記事をご覧ください。
ニュージーランドのファームは稼げる?週314ドル貯金した私の実録【NZ vs AU比較】
※履歴書と職務経歴書の書き方は、私個人の体験をもとにしたものです。書類作成の詳細は採用担当者やエージェントへご確認ください。
失敗したワーホリでも正直に書いた理由
私のワーホリは、成功体験ばかりではありませんでした。オーストラリアのファームでは思うように稼げず、メルボルンでは所持金が10ドルにまで落ちました。失敗も多かったワーホリですが、面接で失敗の話を正直にしたのには理由があります。理由は単純で、隠しても意味がないと判断したからです。ワーホリに行ったこと自体は職歴に残ります。
「失敗した」という事実を隠して当たり障りのない回答をしても、面接官の記憶には残りにくくなります。所持金10ドルから魚の卸会社で週48時間働いて生き延びたという話のほうが、印象に残ると考えました。失敗を隠すのではなく、失敗を乗り越えたストーリーとして伝えることが大切です。
帰国後3か月の就活スケジュール実録

帰国後は、1週間で就活の土台を作り、1か月で塾講師のアルバイト、3か月で福祉職の正社員の採用が決まりました。ただし、収入が安定するまでには、しばらく時間が必要でした。帰国後に実際に動いたスケジュールと、収入が安定するまでの流れについて、下記の4点を解説します。
- 帰国前に必要なエージェント登録
- 帰国後1週間で求人リサーチ
- 収入が安定するまでの3か月間
- 就活中で辛くなっても立ち直った理由
帰国前に必要なエージェント登録
帰国前にやっておいてよかったのが、転職エージェントへの登録です。私はDodaやリクルートなど、海外からでも登録できるエージェントを帰国前にいくつか登録しておきました。帰国直後は、住民票の再登録や健康保険の手続きなど、やるべき事務手続きが押し寄せます。事務手続きに加えて求人リサーチも加わると、精神的に負担がかかります。
帰国前に登録だけ済ませておけば、帰国後すぐに求人情報の確認が可能です。ただし、登録しただけでは求人紹介は受けられない状態です。帰国後に担当者と連絡を取り、希望条件を伝えて初めてサポートが始まります。「登録した=準備完了」ではなく、「登録した=帰国後すぐ動ける状態」と理解しておきましょう。
帰国後1週間で求人リサーチ

帰国後1週間は、就活の土台を作る期間です。帰国直後の1〜2日は、住民票の再登録や健康保険の加入、年金の手続きなどを優先しました。3〜5日目は、履歴書と職務経歴書の作成に集中しました。履歴書に沿って、ワーホリ期間の職歴を整理するのには、時間がかかります。
6〜7日目から求人リサーチを始め、DodaやIndeedで気になる求人に応募し始めました。帰国後2〜3週間で面接が始まり、帰国後1か月で塾講師の採用が決まりました。私がはじめに採用されたのは、正社員ではなく塾講師のアルバイトです。
収入が安定するまでの3か月間
塾講師のアルバイトとして採用が決まってからも、収入が安定するまでには時間がかかりました。正社員はすぐには決まらず、帰国後しばらくは、アルバイトで収入を確保しながら正社員の求人に応募を続けました。私の場合、帰国から安定までの流れは下記のとおりです。
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 帰国後1か月 | 塾講師アルバイトとして採用。初月給は生活費をカバーできる水準ではなく、貯金を切り崩しながら正社員の求人に応募し続ける |
| 帰国後2か月 | コマ数が増え、アルバイト収入が生活費をカバーできる水準に。福祉職の選考も並行して進む |
| 帰国後3か月 | 福祉職の正社員として採用が決まり、収入が安定 |
帰国後すぐに正社員が決まるケースばかりではない点は、正直にお伝えしておきます。私の場合は、正社員の採用まで3か月かかったため、余裕を持った資金計画を立てておくのをおすすめします。渡航前の資金計画については、下記の記事もあわせてご覧ください。
ワーホリにいくら必要?資金調達と貯め方【所持金10ドルの失敗談】
渡航前後のお金の備えは、帰国後の生活費の不安や就活中の焦りを減らすことにもつながります。海外キャッシングやクレジットカードでの資金管理に不安がある人は、【2026年最新】ワーホリで使えるクレカ4選|海外キャッシング完全比較もあわせてご覧ください。
※採用までの期間は業界や時期、個人のスキルや経験によって異なります。
就活中で辛くなっても立ち直った理由
塾講師のアルバイトとして採用が決まってからも、辛い時期が続きました。アルバイトで働きながら正社員の求人に応募し続けた期間中は、生活費の不安と焦りが重なります。「ワーホリに行ったせいで収入が安定しない」という気持ちが頭をよぎりました。生活していくためにやるしかないという気持ちで、就活したのを覚えています。
結果として、帰国後3か月で福祉職の正社員として採用が決まりました。振り返ると、焦っていた時期があったからこそ、粘り強さが身に付いたと感じています。辛くなったときの心の保ち方については、下記の記事もあわせてご覧ください。
ワーホリ中にできる就活準備3選

ワーホリ中の就活準備として、英語力の証明と接客経験は役に立ち、転職支援サービスの存在は事前に知っておきたかったと感じています。いずれも、帰国後の就活を振り返って感じたことです。ワーホリ中にやっておいてよかったことや、知らなくて後悔したことについて、下記の3点を解説します。
- TOEIC630点が英語力の証明になった
- 接客・サービス業の実務経験がアピールに
- ワーホリ帰国者向け専門エージェント
TOEIC630点が英語力の証明になった
ワーホリ前にTOEICを受けておいてよかったと、就活中に感じました。私のスコアは630点と、決して高いとはいえない数字です。しかし「630点は低いから書かないほうがいい」と考えなくても大丈夫です。630点という数字があるだけで「ある程度は英語を話せる」という根拠を示せます。
帰国後の就活では、面接で「英語はどのくらいできますか?」と聞かれることもあります。「2年間海外で生活しました」という口頭説明だけでは、客観的な証明としては弱い状態です。TOEIC630点というスコアがあることで、口頭説明を裏付ける根拠につながります。
接客・サービス業の実務経験がアピールに

ワーホリ中に接客やサービス業の経験を積んでおくと、就活でアピールできます。私の場合、ジャパレスでの接客経験が、福祉職の面接でホスピタリティの評価につながりました。私はワーホリ前にリゾバを経験していませんでした。今考えると、リゾバで接客スキルを磨いてからワーホリに行けばよかったと感じています。
リゾバは旅館やホテル、スキー場などで短期間住み込みで働くアルバイトです。接客の基礎が身に付くうえに、ワーホリに向けた渡航資金も貯められます。「接客経験+資金確保」の両立は、ワーホリ準備として効率的です。リゾバをすすめる理由については、下記の記事に詳しくまとめています。
【半年で100万円+接客スキル】ワーホリ前にリゾバをすすめる理由
ワーホリ帰国者向け専門エージェント
当ブログを運営してから初めて知ったのが、ワーホリ帰国者に特化した転職エージェントの存在です。私が渡航した2017年当時、The Beyond Borderというサービスを知りませんでした。The Beyond Borderを知っていれば、帰国後の就活がスムーズに進んだと思います。
The Beyond Borderは、海外での滞在経験がある人向けの転職支援サービスです。サービス内容と対象条件を公式サイトで確認したうえで、帰国後の選択肢の1つとして検討してください。サービスの存在を事前に知っておくだけでも、帰国後の動き出し方は変わってくると考えます。
※私自身はThe Beyond Borderを利用した経験がなく、あくまでサービスの紹介にとどまります。帰国後の就職活動の状況はエージェントや個人の状況によって異なります。利用の際は公式サイトにてサービス内容や対象条件をご確認ください。
ワーホリ後の就職でよくある質問

ワーホリ後の就職活動で気になりやすいポイントを、4つの質問にまとめました。ブランクの長さ、公務員からの転職、正社員になるまでの期間、面接での失敗談の話し方について、私自身の就活経験をもとにお答えします。質問ごとに実際の就活での経験を書いているため、自分の状況に近いものから読んでも大丈夫です。
- ブランクが2年以上でも就職できますか?
- 公務員の転職でもブランクは不利ですか?
- ワーホリ帰国後すぐ正社員になれますか?
- 失敗談は面接で話しても大丈夫ですか?
ブランクが2年以上でも就職できますか?
私自身のブランクは2年あまりでしたが、さらに長い期間でも就職している人はいます。重要なのはブランクの長さよりも、期間中に何をしていたかを筋道立てて説明できるかどうかです。ワーホリでの経験を「どう働き、何を学んだか」に整理し、応募先の業務内容とどうつながるかを言語化しておくと、面接での印象は大きく変わります。
公務員の転職でもブランクは不利ですか?

公務員から民間への転職では、退職理由とブランク期間の両方を聞かれることが多くあります。私の場合は「安定より挑戦を選んだ」という一貫した軸を伝えることで、むしろ主体性として評価されました。退職理由とワーホリでの経験を切り離さず、1つのストーリーとして話せるように準備しておくのがおすすめです。
私は29歳で公務員を辞めて、2017年にワーホリへ出ました。公務員からワーホリを考えている人は、退職するか休職するかを決める際の判断材料にしてください。公務員のまま休職してワーホリに行けるかを調べた結果は、下記の記事にまとめています。
公務員はワーホリのために休職できる?【退職1択だと思っていた私の結論】
ワーホリ帰国後すぐ正社員になれますか?
私の場合、先に決まったのは塾講師のアルバイトで、福祉職の正社員が決まったのは帰国後3か月でした。アルバイトで収入を確保しながら、正社員の求人に応募を続けました。帰国後すぐに正社員が決まるとは限らないため、余裕を持った資金計画を立てておくのがおすすめです。※採用までの期間は時期や個人の状況によって異なります。
失敗談は面接で話しても大丈夫ですか?
私は所持金10ドルになった失敗談を面接で話し、深掘り質問を受けました。失敗の内容よりも、失敗のあとにどう行動したかまで伝えたことで、興味を持ってもらえた印象があります。ただし、受け取られ方は面接官や企業によって異なります。
まとめ

「ワーホリ後は就職できない」と言われる背景には、ブランクを「遊んでいた時間」と見る企業側の価値観があります。しかし「ワーホリ後は就職できない」と言われる理由と、あなた自身が実際に就職できなくなるかどうかは別の話です。大切なのは「隠さず、行動として説明できるか」でした。
私自身、10社以上の面接を経験して学んだのは、面接官は「失敗から立ち上がった人」に興味を持ちます。所持金10ドルという極限状態を話したとき、面接官が深掘り質問をしてきたのが証拠です。帰国前には、接客経験の積み上げや、転職サービスへの事前登録を進めておきましょう。
帰国後に後悔しないためにも、今のうちから就活の準備を行うのをおすすめします。ブランクの不安は、準備と伝え方で減らせると私は考えています。私がどんな経緯でワーホリに行き、失敗をしたかについては、下記のプロフィール記事をご覧ください。
面接で英語力を聞かれたときは、決して高いスコアではなくても、TOEIC630点という数字が、口頭説明を裏付ける根拠になります。ワーホリ前に受けておいてよかったと感じた理由や、就活での使い方を含め、下記の記事もあわせてご参考ください。
ワーホリにTOEICは必要か【630点で渡航した私の結論と就活での使い方】
※本記事は私個人の2017〜2019年当時の体験をもとに書いています。就職活動の状況は時期や業界、企業によって異なります。最新情報はエージェントや各社採用ページでご確認ください。


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