「なんとなく、しんどい。」
そう感じながら、地方公務員として働き続けていませんか。私自身、地方公務員として4年間働くなかで、有給はほとんど消化できずにいました。変化のない毎日に少しずつ息が詰まっていく感覚があったのです。29歳のときにその閉塞感に耐えきれず退職し、2017年にニュージーランド、2018年からオーストラリアへ。
ワーホリに出た結果、所持金が10ドルまで減るところまで追い詰められた経験もあります。本記事では、「きつい」と感じる理由の背景や、私が公務員時代に実際に感じていたことについて解説します。「辞める」以外に選べる選択肢まで、あなたの今の状態に近いものから読める形で整理しました。
閉塞感を抱えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は私個人の2015〜2019年当時の体験と、総務省の公的統計データをもとに構成しています。最新の統計は各公式サイトでご確認ください。
今の悩みに近いのはどれですか?

「きつい」と一言でいっても、中身は人によって違います。下記の診断表から、今の気持ちに近いものを選んでみてください。複数当てはまる場合は、最初から順に読んでいただくのがおすすめです。
| 今の状態 | 詳しく読める記事 |
|---|---|
| 職場の人間関係そのものに疲れている | 人間関係をリセットしたくなった29歳の私がやったこと |
| 「このままでいいのか」という漠然とした焦りがある | 人生やり直したいと思った29歳がやったこと |
| 職場以外に居場所がなく、孤独を感じている | 友達がいない社会人だった私がワーホリで変わった話 |
| 「甘えだ」と言われるのが怖くて動けない | ワーホリはやめとけは本当か |
| 30歳が近づいていて、時間切れの焦りがある | 若いうちにしかできないことを29歳でやった話 |
| つらい出来事はないのに、毎日がしんどい | 毎日同じことの繰り返しがしんどい29歳がやったこと |
| 「休職すればワーホリに行けるのでは」と思っている | 公務員はワーホリのために休職できる? |
| すでに「辞める」方向でほぼ決めている | 公務員を辞めて海外に出た話 |
地方公務員が「きつい」と言われる理由

先に伝えておきたいのですが、きついと感じるのは甘えでも異常でもありません。総務省「地方公務員の退職状況等調査」でも、数年で増加傾向にあることが示されています。「安定しているはずの職業」で辞めたいと感じる人が、実際に増えているのです。
理由としてよく挙げられるのは、有給が消化しにくい職場文化や住民対応の精神的な負担などです。「安定」という言葉が生む見えないプレッシャーも、きついと感じる一因です。詳しい背景や、私が実際にどんな環境で働いていたかについては、下記の記事にまとめています。
公務員を辞めて海外に出た話【ワーホリという選択肢が私を救った】
実際の数字で見ると、総務省の調査における普通退職者数(定年退職・出向等を除く)は、令和4年度の46,103人から令和6年度には69,647人まで増えているとされています。約2年で5割近く増加した計算になり、体感として感じていた「辞めたい人が増えている空気」が、数字としても裏付けられている状況です。
私が地方公務員時代に感じていたこと【4年間の実体験】

地方公務員として働いた4年間、私は有給をほとんど消化できず、サービス残業が当たり前の環境にいました。明確な「辞めたい理由」があったわけではなく、変化のない毎日に少しずつ息苦しさが積み重なっていく感覚でした。当時の1日の過ごし方や、「安定」という言葉が与えていたプレッシャーについては、下記の記事をご覧ください。
毎日同じことの繰り返しがしんどい29歳がやったこと【公務員→ワーホリ実録】
「辞めよう」と思ってから、実際に動くまでの時間
「辞めたい」と感じてから、実際に退職を決めるまでには、それなりの時間がかかりました。最初にモヤモヤを感じ始めたのは、入庁して2年目を過ぎたころだったと思います。ただ、その時点では「辞める」という選択肢を真剣に考えたことはありませんでした。「みんな同じようなものだろう」「甘えているだけかもしれない」と、自分の感覚のほうを疑っていたのです。
結果的に、私が実際に退職を決めたのは4年目、ワーホリの年齢制限まで残りわずかというタイミングでした。今振り返ると、「辞めたい」と感じ始めてから動くまでの数年間は、無駄だったとは思っていません。同じ疑問を何度も自分に問い直したからこそ、最後に「後悔しない方はどちらか」だけで即断できたのだと感じています。今まさに迷いの中にいる人には、「なかなか動けない自分」を責めすぎなくていい、とお伝えしたいです。
「辞める」以外にも選択肢はある

「きつい」と感じたとき、思い浮かぶ選択肢は「我慢する」か「辞める」の2択になりがちです。ただ、実際にはもう少し選択肢があります。
| 選択肢 | 変わるもの |
|---|---|
| 異動希望を出す | 部署内の人間関係・業務内容 |
| 転職する | 職場・仕事内容 |
| ワーホリに行く | 職場・住む場所・言語・文化のすべて |
| 休職する(自己啓発等休業) | 働き方は変えず、期間を区切って離れる |
異動希望や転職は、当時の私も一応考えました。異動希望を出したところで、人間関係や業務内容が変わるだけで、「有給が消化できない」「土日も出勤が当たり前」という職場文化そのものは変わりません。転職であれば環境は変わりますが、日本国内で同じような働き方を続けることに、正直あまり魅力を感じられませんでした。
私自身は「転職ではなく、環境を変える」という選択をしました。なぜ転職ではなくワーホリを選んだのか、何が変わったのかは、下記の記事で詳しく比較しています。
人生やり直したいと思った29歳がやったこと【公務員→ワーホリ実録】
また、「辞める」までは踏み切れないものの、いったん今の職場から離れたいという場合は、公務員が使える休職制度を確認しておくという選択肢もあります。ただし対象となる活動には制限があり、ワーホリがそのまま対象になるわけではありません。詳しい制度の中身は、下記の記事にまとめています。
公務員はワーホリのために休職できる?【退職1択だと思っていた私の結論】
※進路の選択は個人の状況によって最適解が異なります。本記事は私個人の判断をもとにしており、特定の選択を推奨するものではありません。
まとめ

地方公務員がきついと感じるのは、甘えでも特別なことでもありません。有給が消化しにくい環境、住民対応の負担、変化のない毎日——理由は人によって様々です。私は29歳のとき、地方公務員を辞めてワーホリという選択をしました。同じような閉塞感を抱えている人は、下記の記事もあわせてご覧ください。


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