「ワーホリで友達なんてできるのかな」
渡航前、私も同じ不安を抱えていました。地方公務員として4年間働いていた私は、有給もろくに消化できず、職場以外の人間関係をほぼ作れないまま29歳を迎えていたのです。「友達を作る」という行為自体、久しくやっていませんでした。本記事では、2017年のニュージーランド語学学校での出会いについて解説します。
所持金10ドルまで追い詰められたオーストラリアで気づいた人とのつながりについても書きました。友達ができやすい環境の選び方や、孤独を感じたときの対処法についても解説します。これからワーホリに挑戦しようとしている人は、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は私個人の2017〜2018年当時の体験をもとに書いています。
ワーホリで友達ができないかもしれないという不安

ワーホリを考えたとき、多くの人が抱く不安について、下記の2点をお話しします。
- ワーホリで「友達ができるか」の不安
- 私も渡航前、抱えていた不安
ワーホリで「友達ができるか」の不安
ワーホリは、仕事や住居だけでなく、人間関係もゼロから作り直す挑戦です。日本であれば、職場や学生時代からの友人など、意識しなくても誰かとつながっている状態が普通でした。しかしワーホリでは、知り合いが1人もいない土地に飛び込みます。言葉の壁、文化の違い、環境の違いが、不安を大きくする要因です。
「日本人とばかり固まってしまいそう」という不安を持つ人も少なくありません。SNSで現地の友人と楽しくしている投稿を見ると、「自分にはできないかも」という気持ちが強まります。
私も渡航前、抱えていた不安
私自身、渡航前は同じ不安を抱えていました。地方公務員として4年間働いていた私は、有給をほとんど消化できず、職場以外の人間関係をほぼ作れないまま過ごしていました。「友達を作る」という行為自体、久しくやっていなかったのです。29歳でワーホリを決意したとき、期待よりも不安の方が大きかったのを覚えています。
「英語もろくに話せないのに、現地で友達なんてできるのだろうか」。渡航直前まで、疑問への答えは持てないままでした。
私がニュージーランドの語学学校で気づいたこと

私がニュージーランドで実際に経験したことについて、下記の3点をお話しします。
- 隣の席の学生から声をかけられた
- 意識しなくても、関係は生まれた
- 環境の側が関係を作ってくれる
隣の席の学生から声をかけられた
2017年7月、オークランドの語学学校に入学した初日のことです。教室で隣の席になったのは、南米出身の学生でした。自己紹介を終えた直後、「昼、一緒に食べよう」と声をかけてくれたのです。日本では、初対面の人からそうやって誘われることはほとんどありませんでした。
翌日には、別のクラスメートが「今度の休み、みんなででかけない?」と声をかけてくれました。気づけば数人のグループで、毎日昼食を共にするようになっていたのです。友人グループは日本人だけでなく、南米・東南アジア出身の学生が中心でした。
意識しなくても、関係は生まれた

驚いたのは、私自身が「友達を作ろう」と意識して行動したわけではなかったことです。名前を覚えるより先に、一緒に過ごす時間の方が積み重なっていく感覚でした。ただ同じ教室にいるというだけで、向こうから距離を詰めてきてくれたのです。「日本人以外の友達ができない」という悩みをよく聞きます。
私の場合は語学学校という場所が、日本人だけで固まる機会自体が少なかったことも大きかったと思います。4年間、職場以外に人間関係を作れなかった自分にとって、容易に関係が生まれたのは驚きでした。
環境の側が関係を作ってくれる
語学学校という場所は、同じ目的を持った人たちが、毎日同じ教室に集まる環境です。学生時代のクラスや部活動と似た構造がありました。「話しかけなければいけない」というプレッシャーを感じる前に、自然と会話が生まれる場面が多かったのです。全員が同じように感じるとは限りません。
ただ、「友達を作る努力が足りないのでは」と自分を責める前に、環境を変えてみるという選択肢があるのは知っておきましょう。語学学校選びについては、下記の記事で詳しく解説しています。
所持金10ドルのどん底で気づいた、人とのつながりの強さ

オーストラリアで追い詰められたときの経験について、下記の3点をお話しします。
- 誰にも頼れないと思っていた瞬間
- 知らないところでつながっていた人間関係
- 選んだ場所で出会った関係が支えに
誰にも頼れないと思っていた瞬間
ニュージーランドでの生活を終えた後、私はオーストラリアに渡りました。ブリスベンのファームでの仕事がうまくいかず、メルボルンに移動してからも、所持金は減りました。最終的に所持金が10ドルまで落ち込んだとき、「誰にも頼れない」という孤独感に襲われたのを覚えています。
知らない土地で、頼れる家族も友人もいないと思い込んでいた時期でした。詳しい経緯は、下記の記事にまとめています。
ブリスベン→メルボルン、仕事が見つからず所持金10ドルまで追い詰められた話【実体験】
知らないところでつながっていた人間関係

ところが、実際には1人ではありませんでした。メルボルンで出会った人が、ニュージーランドで知り合った人と友人だったのです。まったく違う場所、違うタイミングで出会った人たちが、知らないところでつながっていました。ワーホリを通して築いた人間関係は、想像していたよりもずっと広がっていたのです。
孤独だと思い込んでいたのは、視野が狭くなっていただけだったのかもしれません。
選んだ場所で出会った関係が支えに
ワーホリを通して感じたのは、選んだ場所で出会った関係は、職場で作られる関係とは、質が違うということです。同じ目的を持って同じ場所に飛び込んだ者同士だからこそ、支え合える部分があったのだと思います。では、支えあえる関係はどうすれば作れるのか。次は、私が実際に意識していた環境の選び方について紹介します。
ワーホリで友達を作りやすくする4つの環境の選び方

友達ができやすい環境について、下記の4点を解説します。
- 語学学校に通う
- シェアハウスを選ぶ
- ファームで働く
- 到着後1週間、自分から挨拶する
語学学校に通う
語学学校は、同じ目的を持つ人たちが毎日顔を合わせる環境です。私自身、語学学校での出会いがきっかけになりました。語学学校に通わない場合でも、「継続的に顔を合わせる場」を意識して選ぶと、関係が生まれやすくなります。
シェアハウスを選ぶ
1人暮らしよりも、他のワーホリや留学生と一緒に住むシェアハウスの方が、自然な会話が生まれやすいです。キッチンやリビングなど、共有スペースがある物件を選ぶと、住人同士の交流が生まれます。宿泊先の選び方については、下記の記事も参考にしてください。
シェアハウスやバックパッカー滞在中は、海外キャッシング機能付きのクレジットカードがあると安心です。詳しくは下記の記事をご覧ください。
【2026年最新】ワーホリで使えるクレカ4選|海外キャッシング完全比較
ファームで働く
ファームでの仕事は、同じ宿泊施設に住み込みで働く人が多く、自然と人と関わる機会が増えます。ヘイスティングスのファームで私が仕事を始められたのも、バックパッカーで知り合った日本人からの誘いがきっかけでした。ファーム選びの注意点は、下記の記事で解説しています。
到着後1週間、自分から挨拶する
環境を選ぶことに加えて、到着後の1週間の過ごし方も大切です。バックパッカーの共有スペースや語学学校の教室で、自分から挨拶をしましょう。完璧な英語で話す必要はありません。私自身、挨拶はぎこちないものでしたが、十分に関係を築けました。
孤独を感じたときにやったこと

孤独を感じたときに私が実際にやっていたことについて、下記の2点をお話しします。
- SNSに気持ちを書き出す
- 「1人の時間」を無理に埋めない
SNSに気持ちを書き出す
環境に恵まれても、孤独を感じる瞬間はゼロにはなりませんでした。所持金が減っていく不安の中、私はFacebookに今の気持ちを正直に書き込んでいました。誰かに読んでもらえるかはわからなくても、気持ちを言葉にするだけで少し楽になれたのを覚えています。
「1人の時間」を無理に埋めない
孤独を感じたとき、無理に誰かと予定を埋めようとすると、かえって疲れてしまうこともあります。1人の時間を「悪いもの」と決めつけず、必要な休息として受け入れることも、長くワーホリを続けるためには必要だと感じました。
まとめ

ワーホリで友達ができるかどうかという不安は、渡航前の多くの人が抱えるものです。私自身、公務員として4年間、職場以外の人間関係をほとんど作れずに過ごしていました。しかし、ニュージーランドの語学学校では、意識しなくても自然と関係が生まれたのです。
オーストラリアで所持金10ドルまで追い詰められたときも、知らないところでつながっていた人間関係に支えられました。語学学校やシェアハウスなど、人間関係が生まれやすい環境を選ぶことが大切です。到着後は自分から挨拶してみることも心がけましょう。孤独を感じる瞬間はあるかもしれません。
孤独を感じたときは、無理をせず自分のペースで過ごしてみてください。本記事が、これからワーホリに行く人の不安を少しでも軽くできれば嬉しいです。渡航前の準備について不安がある人は、下記の記事もあわせてご覧ください。
※本記事は私個人の2017〜2018年当時の体験をもとに書いています。感じ方や結果には個人差があります。深刻な孤独感や気分の落ち込みが続く場合は、専門機関へのご相談も検討してください。


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